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第8回 畠山〜港が丘(付:不動橋〜畠山) その5 港が丘 [三浦主尾根プロジェクト]


KDDI塔分岐を右に進む。

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下っているとはいえ、この道はれっきとした支尾根の道である。

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港が丘の造成で地形改変されてしまったが、この尾根は東方向に伸び、現在の池ノ谷戸公園つまりは池ノ谷戸をはさんで南北2つに分かれる。
北側の尾根は、国道16号船越隧道(横須賀方面)、新船越隧道(横浜方面)でくぐらされている尾根である。前世紀前半に船越隧道を含む国道(当時31号)の整備以前は、この尾根をくぐる「田浦隧道」なるものがあったそうだ。そしてさらにそれ以前は、尾根を直越えするか、海路をとるしかなかったらしい。その頃の国道(当時45号)はイコール浦賀道、何度か言及していると思うが現在の港が丘の領域そのもの(池ノ谷戸の西側を峠越えし、横須賀線の走っている谷に下っていた。池ノ谷戸南北の尾根超えを1つに省略したのである。(そのあたりの迅速測図の今昔マップ
一方京急は、その浦賀道よりの経路を通り、こちらは港が丘の領域そのものをトンネルでくぐり、やはり横須賀線の谷に出ている。未来の記事で書いた例のトンネルである。京急横須賀線の上を交差している。横須賀線自体も地面よりは若干高いところを走っている。宅地造成で削られたうえでの港が丘辺りの標高感がおわかりになるだろう。
池ノ谷戸南側の尾根はすべて宅地開発されているようである。切り崩されたのか、現在の16号のトンネルもない。
北側は先っちょ(16号の上)部分が原型をとどめているようだ。山越えの道の名残らしきものも残っているようである。これはいずれ極めてみたい。

ということで、とりあえず今歩いているこの支尾根を「港が丘尾根」と名付けよう(はいはい)

分岐から支尾根に入り、数分で下界への出口がある。

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左画像の道標には、「港が丘」そしてその左に上下に分岐して「京急田浦駅」と「JR田浦駅」と書かれている。左を向いて(右画像)下に広がる住宅地が港が丘である。

パノラマってみよう。

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例によって遠方を拡大してみる。

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ざっと比定してみる。間違えてたらごめんなさい。
右の大きく見える鉄塔の向こうが池の谷戸公園、その向こうの山が先程言った港が丘尾根北支尾根、その右奥が長浦湾、そこから左へ浦郷の米軍施設のある山、住友重機の敷地内のものらしき四角いガントリークレーン、貝山緑地や夏山貝塚の山々、そして八景島や野島あたりの海である。両島そのものはその手前の浜見台あたりの山に遮られて見えないようだ。さらにその手前、いっぱいある赤い屋根の建物の左ににょきにょき伸びてきている尾根がおなじみ浦賀道がらめき越えの山、その奥、ひときわ高いところに立っている鉄塔が、浜見台、90度で2つのトンネルが向かい合っているその上にある鉄塔StreetView)、そして左につーっと伸びる山が浜見台尾根、鷹取山(主尾根)へ向かうハイキングコースになっている。一番左にランドマークタワーらしきものも見える。

右方の木の枝が被っていた方向。

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長浦湾に向こうの山は箱崎町の米軍施設、その手前の白い建物群は、横須賀線田浦駅近くにいっぱい建っている自衛隊関連の施設だろう。

階段を降りる。右側の鉄塔は「田浦線13」である。また別の線かよ。

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鉄塔の電線は三分岐している。地理院地図にはラインが無いが、先程の池の谷戸公園手前の鉄塔に線が繋がっている。そちらは港が丘NO.1。もう系統がこんがらがってわけがわからないが、ここは鉄塔サイトではないので笑って軽く受け流すことにしよう。あはは。
池の谷戸公園」については次々回で紹介する。

降りてきた階段を見上げてみる。

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かつては今通ってきた主尾根からの道はこの付近で浦賀道につながっていた。
迅速測図の「赤坂」とある二重線の道路が浦賀道(当時の国道)、そこへ左側の尾根から「実線」(上)と「点線」(下)で繋がっているのがこの道の元の形態である(当然のことながら現在KDDIの塔があるピークは避けている(笑))。前者「実線」の道は宅地造成で消滅している。後者の存在は不明、現在の地図で坂の途中で分岐し住宅地で行止りになっているのがそれだろうか?田浦線13の裏にあたりに位置する田浦観音堂、元々戦前から馬頭観音が祀られていたそうであるが、再建されてからの近代のトンネルに挟まれた場所からのアクセスがいかにも不自然である。その観音堂のあたりが元々の「点線」の道の経路だったのかもしれない。何にせよ実際のところがどうなっていたのかは、これらの地図だけでは見当がつかない。

そして上記画像の階段を下ったところ、ここが現在の浦賀道の分岐点である。後日(2017.1.22)撮影したものだが、上記画像方向(東方向)に向かって90度左(南方向)に上り階段(以下左画像)、右脇に折り返し(西方向)の下り階段(右画像。下から見たところ)がある。

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この連続する上記両階段(西方向に登ってさらに南方向に登る)が、改良され現存する浦賀道ということになる。
元の浦賀道は、上記左画像の階段の上の高さ(これは向こう側から「赤坂」を登ってきた高さである)から手前方向にさらに住宅街側の空中をぐいぐい登り、一方の尾根道からの「実線」の道は先程の道標のあった階段の降り口からこちらから向かってやや右方向(北東方向)の住宅街にはみ出して空中を下り住宅地上空の浦賀道に合流していたようだ。

右画像階段下、下界に降り立ったところの壁に手書きの道標がある。(こちらも2017.1.22の画像)

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三浦アルプス東尾根登山口。地図(pdf)には「東尾根」の名称は明記されていないが、私がここまでの尾根を東尾根と呼ぶ根拠の一つとなる道標である。
今気づいたのだが、これ、上からぶら下がっているな。

余談になるが、次々回でここを通りかかったとき(2016.2.13)の画像もある。

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ん?下にもう一個道標があるぞ。2017.1.22の画像では存在しない。1年の間に撤去されたのか?(笑
上にぶら下げ版を設置したから、下の置いてあるだけの心もとないのは取り去ったということだろうか?謎だ。(は?)

ということで、下界に降りたところで本日の尾根探索は終了。続きは配水場の向こう側からになる。

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(港が丘 地理院地図を加工)

一番近いだろう京急田浦駅へ向かうことにする。港が丘の住宅地を抜け、山を下る。

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この日は京急線路沿いの浦賀道の方には向かわず、板取公園(上右画像、右側)脇の坂を下った。

谷戸を下り、県道24号横須賀逗子線に出る。

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県道までの道は、例の田浦配水場による尾根道断絶と、後々の事情による「迂回路」として成立する。変更の余地もあるので、今回はマップ上は「帰路」扱いにしておく。

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東尾根登山口から京急田浦の駅までは15分。

HigashiOne8.png
(港が丘 地理院地図を加工)

今回の課題は、2つの沼間坂上分岐間本当の私 本当の尾根道を探ることである。


この日の歩数:12010歩/上った階数:100階(300m)


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