平沼神社と中央図書館 [港ヨコハマ]
暑い。とにかく暑い。
こうやって暑い暑い言っている奴が一番暑苦しいのが世の常一般である。それはまだ良いのだが一番腹が立つのは、自分たちは人の受信料でガンガン冷房を使って快適なスタジオにいる身分のくせに無責任に毎朝毎朝視聴者に向かって「今日も暑いですね〜」とかしつこく暑さを強調するようなどこだかの放送局の奴らだ。おいおまいたち、一体どこが暑いんだ。あ?いつか渋谷まで出かけて「こんな人たち」が実感している本当の暑さを思い知らせてやるぞ!覚悟しろ!などというと昨今は言っただけでやってもいないのに何とか罪に問われるそうなので、そんなことは言わない(言ってるだろw。ってかさっきからあんたの記述が一番暑苦しいぞ!)。
まあそんなわけで(あ、スルーした)、横浜のとある場所(いつもの実家です)から東京へ帰っても暑いだけなので、都会で一番涼しい場所、図書館(笑)に寄ってみることにした。
横浜市立中央図書館、カタギの人は京急さんの日ノ出町駅で降りて、エッチな劇場やマイノリティな殿方の映画館を横目に見ながら野毛坂を登って行くのが通常である。だが貧乏ななめこさんは交通費を節約したい。京急乗り換えなどという贅沢はもってのほかだ(どこが贅沢だw)。ということで横浜の某ローカルの大手私鉄(なぜ伏せる)の途中駅で降りて歩くことにした。
中央図書館へは、かつて同じように横浜駅東口から国道を高島町の方へ歩いたことがあるが、そのときは排気ガスをたっぷり吸って酷い目にあった。だから今日は横浜駅まで出るつもりはない。Googleさんにお尋ねしたところ、横浜の一つ手前、「平沼橋駅」から歩くのが一番近そうである。
中央図書館へは、かつて同じように横浜駅東口から国道を高島町の方へ歩いたことがあるが、そのときは排気ガスをたっぷり吸って酷い目にあった。だから今日は横浜駅まで出るつもりはない。Googleさんにお尋ねしたところ、横浜の一つ手前、「平沼橋駅」から歩くのが一番近そうである。
平沼橋駅には北側、横浜駅側に開かずの地上踏切を強制的に廃止して造られたいわゆる平沼橋(新が付くのかな?)があり、南側にも何だかよくわからない橋がある。駅の出口はそちら側にある歩道橋である。
橋を降りると神社がある。平沼神社である。
相、いや横浜の某ローカルの大手私鉄(だからなぜ伏せる(笑))に乗らずとも、普通に東海道か横須賀線に乗って横浜駅を出るとすぐに左側に見える神社である。この近所には色々トラウマがあり(またそれかよ)馴染みもあるのだが、この神社そのものには行ったことがない。いつぞやお祭りのときだかに、この神社から大音量のエレキギターが「ジャっっジャっっジャっっジャっジャジャジャジャジャ」(←ベンチャーズらしいw)とかやっているのを聴いたことがある。きっと地元の若者(いや元若者か?)が神様に奉納していたのだろう。その程度の馴染みである。
実際どんな神社、神様かと言えば、
以前どこだかにも書いたが、この辺り伊勢佐木町などと同様、元々は海だったところである。新田開発後にできた神社らしい。
実体化した神様、水天さんである。なかなかの美人さんだ、ってか女子なのか?水天さんは。
なるほど、女子だから「水天さん」か。男子だったら「水天くん」?(あんまりくだらないこと言ってると神様に怒られるぞ!)
左のテーブルの殺虫スプレーが気になるが、ここでお願い事ができるようだ。 とくにお願いごとも無かった私は、本殿で野毛までの旅の無事(は?)だけを祈ることにした。
左のテーブルの殺虫スプレーが気になるが、ここでお願い事ができるようだ。 とくにお願いごとも無かった私は、本殿で野毛までの旅の無事(は?)だけを祈ることにした。
奥にもプチ神社がいくつかあり、かわいいオブジェもいた。
横浜の道路をある程度把握している人ならご存知かと思うが、先程の駅南側の橋、すなわち神社の前の道をひたすら真っ直ぐ行けばざっくりと野毛に出る。
この先でいい感じの橋を渡ったのだが、なぜかiPhoneがうんともすんとも言わなくなった。再起動待ちの時間がもったいないので、先に進む。次の国道1号との交差点、左側が戸部駅、つまり京急さんはこの時点で左側にいる。
道路は一旦プチ峠越えをする。左側に御所山、この先の谷がどこ水系だかわからないが、まあ概ね帷子川大岡川分水界の一番先っちょはこの御所山と谷を挟んだ掃部山と言って良いだろう。掃部山のある尾根が、伊勢山、野毛山を経て、一本松小学校のあたりで御所山の尾根と合流する。そう、300万都市横浜は山だらけなのだ。
井伊掃部守だとか御所五郎丸だとかの話はめんどくさいし今回は行ってないので省略する。いずれこの辺りの尾根探索をしたときにでも語ろう。
一旦坂を下り、もう一度野毛の尾根を越えればすぐに日の出町方面だが、このまままっすぐ行ってもつまらない。脇道に入ってみることにし、右側の坂道をのぼる。 しばらく行くと、やっ、これは!?
橋の下は京急さんである。一瞬通過したのを撮らえようとしたが、ちょっとしか(右画像)写っていない(笑)。 戸部と日の出町の間の3つあるトンネルのうち、2番目と3番目の隙間部分である。因みに最初の隙間は先程の坂の途中左側、御所山の領域にある。つまるところ京急さんは、我々が坂をうにうに登っているうちにいつのまにか2番目のトンネルをくぐって反対側(右側)に来ていたのだ。
次の電車来ないかな、とじっと待っていたがなかなか来なかった。
確か奥菜恵と誰だかが出て来る何だかのドラマで、この京急さんの上の橋が出て来るシーンがあったような気がするが、こっちだったか御所山の方だったか、調べてみたがわからなかった。もはや誰も覚えていないような古いドラマなのだろう。
老松中の脇を通って図書館の方へ下る。うむ、この道は良い。なぜかと言えば上から降りてくるので日の出町側から図書館へまた坂を登り直さなくても良いからだ。
と、思ったらまだ開館前の時間、日の出町側の下り坂に開館待ちの連中が行列を作っている。それも尋常な人数ではない。どうしてこう日本人は行列に並ぶのが好きなんだ? せっかく坂の上から降臨したなめこさんが、わざわざ坂を下って行列の後ろに並ぶということはありえない(何の意地だ?)。行列が全部入ったら、後からのんびり入ろう、と口笛かなにか吹いて(吹いてません(笑))余裕こいて周りをぶらぶらする。
元々ネタにするつもりはなかったので図書館の画像はないが、余裕こいている(笑)ときに撮った図書館前のスペースに咲いていた花(今記事の画像はこれで終わりです(笑))。
開館時刻が来て行列が図書館に飲み込まれていく。途中何度か区切りをつけて係の人に入館を止められる。いっぺんに入れてはまずいのだろうか。行列の最後が入っていく頃、私もそれに混じって中へ入っていった(結局行列についたのかよっ!)。
目指すは3F、だが登ってみるとほとんど人がいない。社会人席などガラガラである。あの大人数の行列はどこに消えた?他の階?それとも社会人席以外に、学生用の席とかがどこかに大量に用意してあるのだろうか?子供の頃から最寄りの図書館が尋常でないほど遠くにある某政令指定都市に住んでいた私は、図書館で勉強した試しがない。なのでその辺のシステムがよくわからない。
都内では最悪でも歩いて30分以内のどこかに図書館がある。それも各区に一つとかいうようなケチくさい状況ではない。大田区なんぞは区内に20館近くある。
一方でその某政令市には図書館は各区に1つぐらいしかなく、それもうちの区の場合バスと電車乗り継いで1時間以上かかるような場所にあったのである。政令市のくせにだ。誰がそんなところまで行くものか。
私がそれなりに蔵書があるこの中央図書館をしばしば訪ねるようになったのも社会人になってからである。日曜に朝っぱらから行列に並べるような環境に住んでいらっしゃる方は実に羨ましい。さぞ勉強も捗ることだろう(嫌味か)。
いや、もしかしたら朝早く起きて何時間も電車に揺られて並んでいる苦学生もいるのかもしれない。何しろ某政令市のことだ(某政令市って横浜のことかよっ!)。
都内では最悪でも歩いて30分以内のどこかに図書館がある。それも各区に一つとかいうようなケチくさい状況ではない。大田区なんぞは区内に20館近くある。
一方でその某政令市には図書館は各区に1つぐらいしかなく、それもうちの区の場合バスと電車乗り継いで1時間以上かかるような場所にあったのである。政令市のくせにだ。誰がそんなところまで行くものか。
私がそれなりに蔵書があるこの中央図書館をしばしば訪ねるようになったのも社会人になってからである。日曜に朝っぱらから行列に並べるような環境に住んでいらっしゃる方は実に羨ましい。さぞ勉強も捗ることだろう(嫌味か)。
いや、もしかしたら朝早く起きて何時間も電車に揺られて並んでいる苦学生もいるのかもしれない。何しろ某政令市のことだ(某政令市って横浜のことかよっ!)。
3Fの郷土資料コーナーはなかなか楽しい。ここで古い地図や写真を見るのが好きだ。何十年も前の住宅地図がある。我が実家が「建築中」と描かれている年代のものもあった。うちよりも先に引っ越してきたお隣は既に名前が書いてある。山林を破壊して造られた現在は数百軒ほどの住宅地である。まだ数軒ほどしか家がない。今日はやらないが、そのうちコピーでも取って実家に額にでも入れて飾っておこう。
いや、そんなことはどうでも良い。実は横須賀市内の近過去の詳細な地図を探している。大昔ではない。たかだか数十年前のものなのだがそれがない。お馴染み今昔マップなどもあるが、この縮尺はあまりにも心もとない。他にもオンライン上では資料はほぼ皆無である。
横浜市内だと、都市計画用のすぐれた地図がオンライン上にある(横浜市三千分の一地形図)。文庫や日野などの開発前の姿が手に取るようにわかる。このレベルの横須賀市版がほしいのだ。
郷土資料コーナーは市内だけでなく、県内の他の市町村の資料もある程度充実している。何かあるのではないかとしばらく探してはみたがこれというものは見つからなかった。
横浜市内だと、都市計画用のすぐれた地図がオンライン上にある(横浜市三千分の一地形図)。文庫や日野などの開発前の姿が手に取るようにわかる。このレベルの横須賀市版がほしいのだ。
郷土資料コーナーは市内だけでなく、県内の他の市町村の資料もある程度充実している。何かあるのではないかとしばらく探してはみたがこれというものは見つからなかった。
そこでふと思いついたのだが、私は今野毛にいる。そう、坂を下れば日の出町の駅である。京急さん沿線である。
こうなったら現地に飛ぶしかあるまい。(は?)
京急さんに乗れば、一瞬で横須賀まで行けるではないか(一瞬って。。。)。
以前どこだかに書いたように、私は横須賀市の中央図書館の存在を知っている。これは行かずばなるまい(日本語変だぞ)。ただ残念なことに私は横須賀市民ではない。職場だの学校だの横須賀市とは縁もゆかりもない者である。だからどの程度利用できるかはわからないのだが、開架本をチラ見するぐらいなら大丈夫だろう。まあ取り敢えずは 敵情視察 下見ということで行ってみるべきだ。何?貧乏なので京急さんに乗るのが贅沢だとか何だとかちまちま言ってたのはどうしたって?なぁ〜に大丈夫だ。今日は京急さんにぱーっと散財することする(大げさな)。お昼に食べた担々麺が美味しかったので私はとても機嫌が良いのだ。
日の出町のホームに登ると急行が行ったばかりだった。快特で上大岡から先に行くには普通に乗らず次の急行まで待たなければならないらしい。実にけしからんダイヤだが、上大岡でさらにもう一本後の快特に乗らなければならない黄金町や南太田よりはマシだ。
そんなわけで急行に乗って一瞬で上大岡に到着し(だから一瞬じゃないだろ)、快特で一瞬で横須賀中央に到着する(。。。)。
コメント 0