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池上線フリー乗車デー 第5章 池上ふたたび(下) [大田区ネタ]

大坊坂である。

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これならばPhotshop、いや高度なデジタル技術でだいたい読めるだろう。

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『新編武蔵風土記稿』に「大坊坂方丈の右の坂なり、大坊へ行く道なればこの名あり」と記されている。本門寺山内右隅の石段坂で坂下に大坊とよばれる本行寺がある。

つまるところこの坂を登れば「本門寺山内右隅」だが、ここは左に入ってみよう(え?登んないの?)

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こっち方が位置エネルギーを無駄にしなくてすむ。そのことは後でわかる。

すぐに赤いやつが見えてくる。

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宝塔である。

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重要文化財としての名称は「宝塔」だが、「多宝塔」として紹介されている(下の解説板参照)屋根が二重になっていると多宝塔なのだそうだが、まあどっちでもいいだろう。因みに山梨県の平べったい麺ではない(わかるわっ!)
フォルムがかわいいので小さく見えるが、実際は高さ17.5mある巨大なものである。前に大坊坂側から見下ろす位置(この後行きます)でビデオで撮ったものを人に見せたら、たまたま後ろから子供さんが出てきてその比率に驚いていた。残念ながら今日は子供もマッチ箱も五円玉も無いので、比較撮影はできない。後で行く五重塔が31mだからその半分ちょっとという高さである。

正面の道を引き返して階段を登れば大坊坂の途中である。

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宝塔は、坂の途中、踊り場のようになっているところからこのアングルで見えるのだが、

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ここから宝塔にアクセスすると、せっかく登った坂をもう一度下らなければならない。(普通は本門寺側から坂を下りてくるので問題ないんじゃね?)
何にせよ、こちらからのアクセスが一般なのだろう、解説板はここにある。

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大坊坂のつづきを登ると、本門寺の大堂と本殿の間の道に出る。

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登ったところの道を右へ行くと池上駅、左へ行くと西馬込駅、ほぼ等距離でである(ここからだと西馬込の方が近いかも)。とっとと浅草線延伸していただきたいものである。(それ今関係ないから)
道路の向こうの左右に広がる台地が本門寺の境内、正面は紅葉坂という下り坂であるが、その向こうが谷をはさんでまた高台になっていて(力道山のお墓とかがあります)、両高台は右方向五重の塔のあたりでつながっている。荏原台周縁の複雑な地形である。

なお、本門寺の境内の配置については、本家本元のサイトを御覧頂くのがよろしいだろう。


このサイト、ライブの本門寺も見れる(広告ウザw)
御会式のときも、確かストリーミングしていたはずである。

ではまず、左の本殿に行ってみよう。

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あとで行く大堂と比して近代的な建物である。
多分内部は撮禁だと思うから、表からちょっとだけ。

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と思いきや、中で仁王さん撮影されている方がいらっしゃったので、じゃあ私も。。。

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この仁王さんたちのモデルはアントニオ猪木なのだそうだ。元気ですかー?(委員会で怒られるぞ(笑))

戻ろう。どちらかと言えば本門寺紅葉坂のあっちがメインだ。

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何度も来ているところだし、時刻も遅くなってきたので、以下思いっきり投げやりなレポートになっていて申し訳ない。

大堂(祖師堂)である。

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五重塔である。高さ約31m。

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そうか、これでさっきの宝塔の高さを比べられるな。こんな感じ?

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よくわからない。(笑)

最後になめこさんが確定申告の恐怖を味わった池上会館屋上の展望台に登ってみる。

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五重塔側。

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先程もどこだかで書いたが、本門寺は荏原台の縁の部分にある。なので低地側の見晴らしが非常に良い。

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間に多摩川があるせいだろうか、対岸(神奈川県)もよく見える。

どの辺がどこなのか、面倒なので直書きする。近場の池上駅あたりのビルは書かない。(字ちっちゃ。クリック拡大してご覧ください)

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ざっと説明。
大田区役所」はかまぼこ型の屋根に塔が立っているのでわかりやすい(Wikipediaの画像がなかなかいい)。
「大師線港町」(六郷渡って左側、競馬場の手前)に仲良く並んでいる3つのビルは、リヴァリエA、B,Cというマンションである。
「横浜みなとみらい」については、この解像度でもランドマークタワー(塔マップ)やメディアタワー(塔マップ)は視認できるとは思うのだが、いやがらせのように薄暗くなってきた夕方の画像なので、いささか空気がクリアだった後日撮った(2017.11.12)画像を貼っておこう。

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上記画像一番右にも写っている「三ツ池タワー」(塔マップ)は、東海道京急さんで鶴見川を渡るときに右側に見える紅白の塔、tvk等の送信所である。
「新川崎」の手前に見える煙突は多摩川のこっち側、下丸子の矢口寄りにある多摩川清掃工場塔マップ)、「東電電波塔」とあるのは、ごくごく近場、第二京浜の池上線をくぐってから多摩川線をくぐるまでの間左側にある、東京電力大田制御所の電波塔(塔マップ)である。確かにあれは車で走っていても目立つかも。
「新川崎」と「下丸子ガス橋付近」はすべてのビルを特定してあるが、面倒なのでここには書かない。下丸子の真ん中の2つがキヤノンのビルであるということだけ書いておこう。因みにキヤノンの右側、にゅっと塔が立っているビルはこれはまた近場の池上警察署である。署長は高嶋弟ではない。
夕日の手前のうにゃうにゃとしたビル群は、同じく第二京浜沿いの久が原のマンション等(呑川関連pdf)で、その向こうに富士山が見えるはずだが私は見たことがない。上記と同日、丹沢の大山だけは見えたので、それも貼っておく。

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横須賀線が停まるぐらいで最近ぶいぶい言わせている(笑)「武蔵小杉」は、本当にめんどくさくなってきたのでビルの特定をしていない。なので、別の地域のビルも混じっているかもしれない。お好きな方は是非、ご自分で3D地図をぐりぐりやってご確認いただきたい。

本門寺に関しては、今回はダイジェストにさえなっていないいい加減な紹介になってしまった。私は日蓮宗ではないが、池上本門寺は好きな場所である。ブラタモリっぽく言えば、こういう大きいお寺はテーマパークみたいなものなので、面白い場所は他にもある。桜の名所でもある。力道山もいる(笑)。また別の機会にご紹介することもあるかもしれない。

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暗くなったから帰ろっと。

おわり

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池上線フリー乗車デー 第5章 池上ふたたび(上) [大田区ネタ]

呑川に合流した。
あとは呑川池上本門寺までGo!Go!Go!宏美ちゃん!やめろー)である。

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こちらも橋巡りをやろうかとも思ったが、呑川は都内でベスト5とまではいかずとも、ベスト10にはギリで入りそうな川だ。どうせどなたかがおやりになっている(マップ、あとこちら)。なのでいっきに池上までワ〜プ!

と行きたいところだが(は?)、その前にこのお隣の橋、

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道々橋である。「どうどうばし」または「どどばし」と読む。

洗足池から蒲田行きのバス(森05系統、路線図pdf)に乗ると、例の荏原病院前の尾根を下ってから新幹線をくぐってすく右方向へ向かい呑川を渡る橋である。この超カッコイイ橋名はバス停名にもなっていて、一度このバスに乗ってアナウンスを聴いてしまった人は生涯忘れられないトラウマになるだろう。(トラウマにはならないと思います)
同時に「道々橋」は村名でもある。何やら橋の建設に伴う何らかの闘争でこの付近は独立した村になったそうだ。

この道々橋村の事跡を検索していたら、呑川に関して何やらものすごい地元サイトを見つけてしまった そういえば道々橋のちょっと先でこれが掲示してあり、

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掲示されていたページはは全て画像に納めたが、紙媒体主体の情報はネットにならない傾向が多い(その逆も然り)という勝手な思い込みがあったのか、それを検索するという発想がまったくなかった。だが回り回ってこんな形で出会うことになったのである(上記画像のpdf)。
呑川に関して何某かの情報を得るには、まずはこのサイトに当たることが良ろしいのではないかと思う。
ということで、呑川についてはこれ以上私には語ることがない♪。(あ、なめこさん投げた(笑))

道々橋に関しては、上記サイトこちらのpdf6ページ以降に面白い記事がある。
また洗足流れに合流する上池台支流鸛の巣流れというそうです)に関する事項や、洗足流れの昔の写真などがあったので、前記事にリンクを追加しておいた。あらためてご参照いただければと思う。

そんなわけで一気に第二京浜、池上橋まで飛ぶ。(橋を6個ほどすっ飛ばしました)

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第二京浜まで着いたはいいが、渡る手段がない。行かなくちゃ。(←陽水もやめろ)
速度制限60km/hでびゅんびゅん飛ばしてくる車を蹴散らさずに渡るには、右側、なめこさんがつい最近(この記事の日付より後です)用のカセットコンロを買い替えたコジマの前の信号を渡るか、左側、池上二丁目交差点の信号を渡るかである。

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距離的には右の 鍋 コジマの方が近いのだが、 本門寺の左側である。ここは左に行くのが良いだろう。

手を上げて横断歩道を渡り、ガードをくぐる。

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このガードは「嘘〜、地下鉄が上走ってるなんて信じられな〜い。銀座線」みたいな都営浅草線である。西馬込から先の連絡線で営業には使用していません)

大坊本行寺入口の看板がある。位置関係がよくわかっていないが、宝塔とかがある方向だと思うので構わず左に曲がる。

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突き当たりが実相寺

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実相寺昭雄が何かのエッセイで、ここともう一つどこだかを知っていると書いていたお寺であったかと思う(うろ覚え。違ってたらすいません)
こんなサービス
もしているらしい。

あまり時間もないので、申し訳ないがこちらには寄らずに、右方向大坊本行寺へ向かう。

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大坊本行寺、池上さんご夫妻のお住いで、日蓮さんはここでお亡くなりになったそうだ。

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本門寺のどちらかと言えば裏手にあたるせいか、いつも閑静なお寺である。時間が時間(16:30頃)でもあるからか数人程度の方しか参拝されていなかったが、それでも普段よりは人が入っている方なのかな。

こちらは上の看板が立っていた、日蓮さんが亡くなられた場所に建てられたという「ご臨終の間」である。

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いつもの様に適当に画像撮りまくっているので、このときはどれがどれだかわからなかった。もちろん案内板の説明もよく読まない。(読めよ)
ってかこの境内配置図、特設された何かの影になって読めないし。(多分、こちらの案内図と同じ。)

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静かだが華やいだ感じがあるのは、この3日後に日蓮宗独自のお祭り、お会式があるからだろう。
本堂も綺麗に飾られている。

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本堂向かって右側。喉が渇いたので、とりあえず井戸を攻めてみよう。

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だめだ、飲めない。。。orz (飲む気かよ)

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確かこの奥の裏手に、紀州徳川家とかの古いお墓があったはずだ。

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お墓はともかく、この上の土塁っぽいのが城構造の跡ともいわれている。通称「池上氏館」である。
以前そちらにも行っているので、このブログでもとくに評判が悪いといわれている「攻城のススメ☆」ネタにでもしようかな。

お稲荷さん、そして御灰骨堂。

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三角の宝物殿。これだけ微妙にモダンな建物である。

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我々は西側から入ったが、南側のこちらの門から入るのが正解な気がする。ってか野暮な電線(お祭り用だろう)が走っていなければ、とてもきれいな絵柄である。

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3年前の大雪の日に撮影した画像がある。サービスに付けておこう。(何のサービスだよ)

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門を出て左側が大坊坂。この階段を登れば本門寺である。

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第5章(下)へつづく

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池上線フリー乗車デー 第4章 洗足流れ [大田区ネタ]

をぐるっと廻ってに戻ってきた。

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この先どうするかを考えたが、やはりここまで来ると、池上線敷設の当初の目的であったと言われる池上本門寺に行ってみるしかあるまい。
だがまたあの混み混みの電車に乗って池上まで引き返すのはいやだ。

近隣の方々はご存知だろうが、池上線というのは蒲田を出ると大田区の西部をぐるんぐるん回ってから、品川区に侵入し五反田まで達する。

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(地理院地図を加工)

道路で言うと概ね池上通り→環八通り→中原街道に沿っているのだが、これらの道路はそれぞれ、放射道路(外方向)→環状道路(時計回り)→放射道路(内方向)であり道路の機能的にも大回りしていることがわかる。
とりあえず蒲田から池上まで出るとして、そこから五反田に向かうには、第二京浜(国道1号線)をまっすぐ北上すれば良いのである。実際、都営浅草線が五反田から第二京浜の地下を南下し西馬込まで来ているのだが、あと一歩のところで池上まで達していない。第二京浜にもバスを走らせている某鉄道会社(笑)の妨害工作で延伸できないという噂もあるが定かではない。

我々は今、池上からかなり回り込んだ洗足池にいる。ここからだと池上は、路線を円周に見立てればちょうど反対側、直径方向である。わざわざ混み混みの電車に乗るよりもショートカットした方が早いんじゃね?と誰でも思うだろう(思わねーよ!
本門寺は、池上の駅から北へ10分ほど歩いた呑川の左岸の台地の上にある。そして洗足池呑川の支流の途中にある。ならば川沿いに下流に歩けばいやでも本門寺に着くではないか。勝ったなガハハ。(何に?)

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(地理院地図を加工)

呑川の、洗足池からの支流を通称「洗足流れ」という。洗足川でないところがカッコイイ(は?)
上の図、呑川は元の地図を着色しただけだが、洗足流れはこの縮尺では描かれていないので私がざっくりとパスで引っ張ったものである。呑川水系に関してはこちらの「呑川マップ」が充実している。古い地図と比較して丁寧に描かれているようだ。どこかの誰かさんみたいに歩道が片方にしか無いとか、不自然に道が広いとか、いい加減な基準で水路だとかいい出すのとは大違いである(←あんたのことだろw)。まだ未完成のようだが、洗足流れはしっかりと描かれているので、流路の詳細については取り敢えずはこちらをご覧頂きたい。

何?徒歩で行くのならばもはや「池上線フリー乗車デー」シリーズではない?
黙れ!ここは私のブログだっ!そういうこと言ってるからアクセス数が都道府県数止まりなんだよ)
まああえて言うならば、洗足流れを徒歩で辿るにしても、よそからいらっしゃる方は洗足池本門寺のアクセスには、無料池上線を使用するわけである。実際それがきっかけかどうかはわからないが、沿いをリュック背負って地図見ながら歩かれている方も何人か見かけた。

ということで、洗足流れへGo!Go!Go!宏美ちゃん!糸居五郎岩崎宏美ネタやめろ)

駅地図である。

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南北がほぼ逆であるが、下の洗足池から上ににゅっと出ている水路が洗足流れである。

洗足池からの流れは、取り敢えずは中原街道と洗足池駅の下をくぐっているらしい。なのでガード(ファミリーロード)をくぐってすぐに右の坂を下り、洗足池駅の後ろに回る。

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この水路が、ザ・洗足流れである。

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に沿って道があり、その道と交差する道には必然的にこの川を渡るがある。それらのにはそれぞれちゃんと名前がついているようだ。これを拾っていってみよう。(ただし、交差する道に何らかの格があるらしく、全部の道の橋に名前がついているわけではない。また個人のお宅用の橋にも名前はない)

それぞれのをGoogle my mapにプロットしてみた(洗足流れの橋のみなさん)。ご参照いただければ幸いである。

とは言うものの、坂を下りて最初の(上画像手前の)の時点では、まだの名前を拾おうという発想が無かった。なので画像がない。よってここはズルをする。

池下橋である(笑)


次の(上画像奥の橋)には名称が無いらしい。
そしてその次から本格的に橋コレクションである。

千原橋

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小原橋

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小池橋

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この道を左折すると小池小学校があり、さらにその奥には小池公園がある。公園には小池、または洗足小池といわれる池がある。ちょっと前まで釣り堀池だったような気がするが、いつのまにか整備されてしまった。小池からの流れがこの辺りで合流していたから小池橋となったのだろう。もちろんどこだかの知事は関係ない。

溜井橋

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この少し先に右側に大きな建物が見える。荏原病院である。

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の右側は、呑川とこの洗足流れの少分水界であり、尾根になっている。荏原病院尾根の上の洗足池からのバス通りからここまでの斜面に敷地を持つ病院である。この尾根の話は後でもう何度か出てくる。

病院の入口を過ぎると直線だったは左にそれ、道も狭くなる。

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車が駐車してあるし、Googleさんもぐいぐい入っているようなので、この辺りはまだ車が入れるようだ。

カワニナとは魚みたいな名前だが、貝であるようだ。貝っぽい絵が書いてある。

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タニシみたいな奴かと思ったが、全然種類が違うらしい

さらに少し行くと、

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今度はホタルである。

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カワニナはホタルの餌であるということである。つまりは両者が育ったらいっせーのせで仕切りを開けて。。。(地獄絵図ですな(笑))

栄橋

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ひらがなの方の銘板が悲惨なことになっている(笑)。
先程の車が駐車している場所の先からここまでのカワニナだのホタルだのの区間は、車止めがしてあって車は入れないはずだが、なぜかStreet mapは入り込んでいる。Googleさん、何をした!?

蝉山橋

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何かイラっとくる名前だ。(笑)
が右側になったせいか、ここからは銘板の入った柱が右奥になる。

ここから道はまたそこそこに広くなる。

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池雪橋

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漢字側の銘板が、こんな感じ

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だったので、まともに撮影できなかった。「地雷」ではない。ひらがなが無ければ悩んだかもしれない。
右の坂を登って先程の荏原病院前のバス通りを左折すると、池雪小学校がある。名前の由来は池上+雪ヶ谷らしい。関係ないがそのリンク先によると、さっきちょっと書いたこちらの記事でも言及しました)東調布公園を通過する支流跡沿いに、「雪村いずみ」の名前の由来の泉があるそうだ。びっくりポンである。

上池上橋

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草が被っているが、どうも栄橋からこっちの橋は迫害傾向にあるようだ(笑)。

さらに次のこのは無銘である。

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山下橋

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これで洗足流れの名前のある橋は終了である。
次の、暗渠になる瞬間のこの右の道はもはや橋ではないということらしい。

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暗渠を辿る。

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突然大きな交差点に出る。東雪谷5丁目交差点。

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正面(右画像)のお寺は雪谷山長慶寺、右方向は荏原病院、池雪小学校から下ってくるバス通りである。左方向(左画像)は新幹線をくぐってから、呑川に並行して第二京浜へ向かう道路と、道々橋を渡って久が原、鵜の木方面に向かう道路に分かれている。画像はないが、さらに左後ろ方向は夫婦坂で環七と交差し荏原町方面へ向かう道路。何気にこの辺りは交通の要衝である。新幹線とまでは言わないが、横須賀線ぐらいは停めても良いぐらいだ。西大井なんかよりは停める価値があるだろう(また怒られるようなことを。。)

お寺の脇をさらに暗渠道はつづく。

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微妙に直線でないところが良い。

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一般道に出た。すぐ右に庚申塔がある。

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この庚申塔について色々調べていたら、この前の道は古道であるらしく、庚申塔は道標をも兼ねているらしい。庚申塔兼道標では大田区最古のものだそうである
古道については世田谷辺りでは、近代の名称ではあるが「六郷田無道」と呼ばれているらしい。踏破されたこちらのサイトが素晴らしい(仕事にならんぐらい読みふけってしまった) いったいこんなところ、いやそれ以前に六郷から田無まで何の用途があるのかわからないが、壮大な道である。

方向音痴ななめこさんは、当初片側歩道のこの道沿いに水路が続いているものと思った。

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すぐ先の右側に坂道と、坂道の名称と由来を書いた柱がある。

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逆光をものともしないなめこさんの撮影画像では、高度ななんとかを書けてもほとんど読めないと思うし、無理にお読みになる必要はない。

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『大田区史』に載せられた伝説によると、この付近に野花が美しく咲き乱れ、日蓮聖人が思わず手折ったので、以来「花抜き(花の木ともいう)」の地名でよばれるようになったという。坂名はその地名に由来する。

一応解読したが、大田区のサイトにも同じことが書いてあった。

昔の偉いお坊さんと言えば日本のあっちこっちに現れる弘法大師が有名だが、大田区は本門寺があるせいか日蓮の出現率が高い。今日も日蓮の遺跡めいたものは洗足池につづいて2度めであるし、これから向かう本門寺は日蓮宗のバリバリの本山である。ついでに洗足池では日蓮宗関連の政党のうるさい演説も聞かされた(笑)

先程の六郷田無道のサイトによれば、この坂を登って荏原病院尾根を経て大岡山駅へ向かう道も古道であるそうだ。前にこの雪谷の尾根を歩いてみたときは、先程の東雪谷5丁目交差点から池雪小学校のバス通りを登ったか、逆に下ったかしたのだが、よくよく考えてみると交差点で洗足流れを横断してしまっているので、尾根変態 尾根サーチャーとしては失格である。呑川、洗足流れ合流点からうまく道を辿ってこの坂から登るのが正解だろう。
今思えば、尾根変態的には呑気に川下りなんぞしていないで、この古道沿いに雪谷の尾根を降りてから、さらに本門寺まで古道の続きを辿るのもアリだったが、最近は水路変態もやってる(なんだやってるって)ので、まあいいだろう。そもそも先程の素晴らしいサイトをまだ知らなかったので仕方がない。

この片側歩道の古道水路跡の可能性が高いが、少し歩いて呑川に並行していることに気づき、さらにこの洗足流れ(あるいはこの辺りの水系)呑川の合流点であろう場所を知っていたことを思い出した。実はこの辺りの水路系統は、2次元的にも時間軸を含めた4次元的にも頭がうにやなまこになるぐらいものすごくややこしい。いや、ややこしかった形跡がある。詳しくは述べないが、夫婦坂付近から直線的に南下してくる上池台支流または鸛の巣流れ(pdf4ページから)なるものも絡んでくる。これらが呑川や周囲の用水とアミダクジのような水系になっているようなのである。なのでこれ以降、特定の水路洗足流れとして辿ることに意味があるかどうかはわからないのだが、とりあえずは先程の呑川マップの洗足流れとも一致しているようなので、先に進もう。

先程の暗渠道の出口から正面に、新幹線横須賀線のガードをくぐる道がある。こちらが呑川方向である。

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ガードをくぐったら、右折。

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この分岐を左。まもなく呑川を渡る橋が見えてくる。

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本村橋という。

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橋を渡って、反対方向を見る。これがここまでの水路排水口呑川との合流地点ではないかと思う。

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追記)こちらのpdf4ページ目から(呑川の会本公式ホームページ2)に往時の洗足流れの流路図と、及びのみなさんの写真がある。是非ご覧いただきたい。

第5章(上)へつづく

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池上線フリー乗車デー 第3章 洗足池(下) [大田区ネタ]

この先は池畔どころか、池の中を歩けるらしい。

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やはり皆さん、水生植物よりは池の中を泳いでいる動物の方に興味のある方が多いようだ。花より団子みたいなものだろうか(違うと思います)

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鯉に追いかけられている亀さんもいるぞ(見えね―)

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池や湖には島がつきものだがここにも島がある(右画像)(これも見にくいな)

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渡ってみよう。

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小さな神社がある。洗足池辨財天(厳島神社)という。

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ちょうどこの辺りが駅の方から見てトイメンにあたるようだ。

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お参りして島を出る。前記事で述べた北側の清水窪辨財天からの水路の入水口。

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スルーしてしまったが、東からの入水口は先程の水生植物園の付近、鯉や亀さんの辺りにあったらしい。
前記事にも書いたが、現在でも(改修されているが)これらの水路跡はある程度たどることができる。取り敢えず周りよりは標高が低くなっていて道路の片側に歩道のある場合は、だいたい水路跡(または暗渠)とみなして良い。今やってみたが、StreetViewでもある程度いい線まで辿れる(便利な時代になったものだ)。どこまで辿れるか、皆様もお試しあれ。

ほらあった。予言通り案内図完全版(笑)。

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今までの経路はこれでだいたいおわかりになるだろう。(先に出しとけよ!)

お馬さんの像が見える。名馬「池月」の像である。

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池月とは宇治川の戦いで、名馬「磨墨」との先陣争いに「勝ったぜガハハ」となった馬である。

宇治川の戦いとは、簡単に言うと平氏を追っ払って京都でぶいぶい言わせていた源義仲がウザいので、従兄弟の源頼朝が弟の源範頼、義経らを派兵して仕掛けた戦いである。戦い初頭で、頼朝から磨墨をもらった梶原景季、これを仮に小栗旬としよう(なぜ例える?)、そして池月をもらった佐々木高綱、これをえっとえっと(ほらつまった(笑))、まあ誰でも良い(いいのかよ)、彼らがそれぞれ海岸で腰を振る頼朝(誰のことだ?)からもらった馬に乗って先陣を争い、上記のような結果になったわけである。
池月さんはこの辺り、洗足(=千束)の生まれらしい。うろうろしていたのを頼朝が「捕まえたーっ♡」と言って自分のものにしたという。
磨墨はどこでどうごまかして自分のものにしたのかは知らないが、池月同様この近く馬込の出らしい。こちらは住宅地の真ん中に塚がある

像の下に貼ってあった池月の由来書き。私のインチキ臭い説明より、こちらをお読み頂いた方が良いだろう。

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まずはその池月さんの勇姿をじっくりとご覧いただこう。

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べ、別に高綱さん勝たせたくていっしょうけんめい走ったんじゃないんだからねっ!(池月さんで遊ぶな)

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あれ?奥に神社っぽいのがあるな。

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千束八幡神社である。小銭じゃらじゃらなのでこちらもお参りしていこう(こらこら)

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ここも池月さん絡みのようだ。というか、縁のある神社境内の裏の、池に面した目立つところに池月さんの像を建てたというのが正解だろう。

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右の「池月發祥傳説」、高度ななんとかでもほとんど読めませんごめんなさい(だから逆光入れるなって言ってるのに)。。

もう一つお社。

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こちらが池側の、表の入口である。

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なるほど、いつも階段を登るのが面倒だからスルーしていたが、池月さんのいる裏からも入れるのだな。今日始めて知った(おい)

池月さん千束八幡神社について詳しくお知りになりたい方はこちらをそうぞ。

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もう少し池月さんの話。私はFerrumでもIronでも無いので不正確な部分があったらごめんなさい。

現在の東急の前身、目黒蒲田電鉄が1928年に開通させた二子玉川線(大岡山〜二子玉川)の駅の一つに「池月駅」というものがあった。現在の北千束駅である。上記の逸話を知らないと何が何だかわからないシュールな駅名だが、戦前の人は知識があったのだろう。要は洗足池へのアクセス駅として、先行して1927年に雪ヶ谷からの延伸で開業されていた池上電気鉄道「洗足池駅」に対抗して造られた駅である。
地図をごらんになればおわかりになると思うのだが、この駅から一番近いと思われる水生植物園の辺りでも明確に駅から数百メートル離れている。一方の洗足池駅は目の前、中原街道を渡るだけである。これは明らかに池上電気鉄道の勝ちだ(乗り換えがあるが、目黒から向こうの人は池月から歩く方が便利かもしれないぞ)

そういう事情とともにシュールな駅名のウケが悪かったのか、2年後の1930年、池月駅は「洗足公園駅」に改称する。
その後池上電気鉄道の方は経営不振がたたり、1934年には五島慶太の魔の手(笑)にかかって、目黒蒲田電鉄に吸収されることになる。結果、「洗足池駅」も手に入れたので(笑)もはや洗足池を売りにする必要のなくなった洗足公園駅は、1936年「北千束駅」に改称される。

以上が幻の(笑)「池月駅」の歴史である。
池上電気鉄道、東京市に「やめろ」と言われた池上から大森への路線の計画もあったらしいが、そのときには是非、大田文化の森辺りに「磨墨駅」を作ってほしかった(もはや何言ってるのかわからないぞ)

鳥居の前に橋がある。「池月橋」である。

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橋からを見渡した、例によって不毛なパノラマ(笑)。

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逆方向、ここは西側の入水路だろう。どこから水が入っているのかはよくわからない。

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ここと、水生植物園と亀さんのいた東の入水路と比較して、実際に水路が見える清水窪からの入水路周りが一番地味なのが面白い(水路を渡る橋の記憶もない)。だがあそこには辨財天の弁天島がある。
歴史のある行楽地である。色々うまい具合に演出されているのだろう。

公園はまだまだ増殖中の様である。

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さっきから政権与党の別の党の演説がやかましい。駅前でやってんだろうが、障害物のない池なのでこちらまでやたらと音が通るのだ。混雑しているとはいえ、心穏やかに散策している人たちの憩いの時間を邪魔するものではない。そもそもここはあんたらの関係している宗教の教祖様の縁の地であろう。しかもくどいようだが選挙戦は明日(10/10)からだ。人が出るからって一民間企業のサービスデイに便乗する根性が実に卑しいぞ。

と、一言言ってやろうと思って(ヘタレななめこさんが言うはずはありません)駅前に戻ってきたら既に演説は終わっていた。

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第4章へつづく

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池上線フリー乗車デー 第3章 洗足池(上) [大田区ネタ]

洗足池には誇張などではなくこちらに棲む以前から何十回と来ている気がするので今さらなのだが、一度人で混雑している洗足池というものを見てみたくなった。別に普段、人が出ていないわけではない。だがさすがにそこはである。大した根拠ではないが、どうしてもそこには静謐なイメージがあるのだ。
洗足池についての詳細は大田区のサイトでも、他の人様のサイトでも検索されてご覧になるがよろしいかと思う。このブログの説明的には、呑川の水源の一つであること、実際に池の底から水がぶくぶく湧いているかどうかは知らないが、厳密には4方向から流れてくる水を集めた池であること、人工的なものかどうかはよくわからないが、少なくとも日蓮が何だかをした(また雑な説明だな)池と伝えられているので、そのぐらいの時代(鎌倉時代)には既に存在していたということだろう。


南側の洗足池駅の方が池の水の出口、4つの水源とは、北から流れてくるもの、これはさらに上流で2つに分かれている、それから若干南側の東西のとんがっている部分、これをそれぞれ上流に辿ったところである。どれも一度辿ってみたことがあるのだが、だいたい環七にぶつかったり、どこだかの大学(東工大です)の敷地でわからなくなったりする。だが一つだけ「当たり」がある(何だ当たりって)
すぐ上の道路が目黒区との境界という崖下のところにある「清水窪弁財天」である。その境内で水が湧き出している。どうせポンプかなにかで循環させてるんだろうと侮ってはいけない。「東京の名湧水57選」の一つ、東京都環境局のお墨付きである(No.6清水窪弁財天(大田区))。今日はここまでは足は伸ばさないので、ご興味のある方は検索をしていただければ、やはり都内のつるぺた(あんたつるぺた好きだなw)地域にこのようなものは珍しいのであろう、散策された皆さんの諸サイトが見つかると思うので、そちらをご参照いただきたい。

例によって、洗足池駅心霊 人でいっぱいである。御嶽神社さんには悪いが、やはり池上線のクライマックスはこの洗足池と、池上本門寺ということになるだろう。

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中原街道を渡る。こちらの記事に登場する中原街道と同じ道路である。人間の足だとあそこ(上白根)からまる1日ぐらいかかるかな。正面の建物、右は交番かな?の裏に池がある。左のボートハウスのさらに左へ進めばが見える。

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ボートハウスの1Fは開放されている。入ってみよう。

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「あなたの「#生活名所」教えてください!」

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私も何か書こうと思ったが、「力道山の墓」だの「内川沿いの頭上ギリギリに枕木があるJRガード」だの、全然生活じゃないものしか浮かばなかったのでやめた。

私のいつもの洗足池お散歩パターンである反時計回りに一周してみよう。

ボートハウスに貼ってある地図である。

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何?下の方が見えない?まあ細かいことは気にするな(気にするよっ!)。まあそのうち見れる機会もあるかもしれない(予言?w)

中原街道を中原方面(どこの中原だ?)、五反田方面ヘ向かい、左折するとすぐに図書館。

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そのすぐ先、妙福寺に日蓮上人のなんとかがある。何なのかは説明板をごらんいただきたいところだが、両側の竹の奴が邪魔して全体が画像に収まらない。

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だがなめこさんの手にかかっては、高度なデジタル技術(出たw)でお茶の子さいさいである。2方向から撮ってマニュアルで無理やり合成しました(笑))

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入ってみよう。

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この祖師堂が登録有形文化財なのだそうである。

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馬頭観音さん。こちらは大田区文化財。

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奥にが見える。

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その手前、これが問題の松である(何だ問題って)

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あ、日蓮さんだ。

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逆光で後光が差しちゃってるが、高名ななお坊さんだからまあよいだろう。

お寺を出て少し行くと、今度は勝海舟の別荘があったところである。

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なるほど、勝海舟はバスケが好きだったのか(今は中学校です)

ここから公園、本格的に池畔に出ることができる。

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右側も入っていけるはずだが、今は通行止めになっている。

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やはりいつもよりも心霊 人が多い。(無理にぼかし入れなくても。。。)

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通行止めの領域は工事を行っている。

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何かある。工事のフェンス越しに除いてみよう。

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何だかよくわからないな。こっちにも何かあるぞ。

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拡大してもよくわからない。ここはまた例によって高度なデジタル技術で。。。嘘です。過去(2016.8)に撮った画像ですよ)
まあ、概ね勝と西郷の何だかである(相変わらず雑だなっ!)

こっちが西郷さん。

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西郷の方は何だかよくわからないが、左側のこちらは明解に勝御夫妻のお墓である。

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来年の大河に当て込んでるのかどうだか知らないが、来年の3月には工事も終わって綺麗に整備されているようなので、西郷さんファンや勝ファンはその頃に訪れると良いだろう。

第3章(下)につづく

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池上線フリー乗車デー 第2章 御嶽山 [大田区ネタ]

御嶽山という駅をご存知だろうか?

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読みは「おんたけさん」、呑気に池上線乗ってるといきなり「」である。「原」だの「台」だの「池」だのせいぜい「塚」だの言うような緩〜い駅名が続くところに突然「」である。これはもうびっくりポンだ。
子供の頃からいつもいつも思〜ってた(サルビアの花はもういい)ことで、今も思うのだが、この呑川と多摩川の間のつるぺたな久ヶ原台のいったいどこに山があるというのか?
しかも御嶽山である。御嶽山といえば思い浮かぶのは、少し前に大変不幸な噴火事故のあった長野県のアレや、字と読みは微妙に違うが奥多摩のアレであろう。あのクラスの山がこのつるぺたにあるとでもいうのか?

しかも駅のすぐ下を新幹線が走っている(は?)。うむなるほど、これは確かに山だ(笑)。(新幹線の方が掘割になっているだけです)

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もしも大田区内に新幹線の駅が新しくできることになったら、沼部と血を見る争いになることだろう(ねーよ)

向かいの線路に来た新型車両、7000系である。

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結構最近だと思っていたが、導入されてもう10年たつのだな。もはやすきま風に震えることもあるまい。

さて御嶽山である。いったいどこに山があるのか?我々はその謎を調査すべく無料の池上線に乗ってきたのだ!
いやいやいやいや皆まで仰らないでもわかる。これは山号寺号の類であろうと。「中森さんアルマージ」みたいな(超つまんねー)

実際のところは神社の名前由来のようだ。早速その神社「御嶽神社」に向かおう。

改札を出ると、池上線上下線全線遅と表示されている。マッチポンプだか自業自得だかステマ乙だかわけのわからん状態だな(あんたのその形容もわけがわからないぞ)

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ここでも改札の外でフリー乗車券を配っていたが、あれもらおうと思えば各駅で何枚でももらえるのか?
じゃあ一枚は鑑賞用で、一枚は保存用で、もう一枚は、、、ってもらっていません。使ったやつ一枚をうちでデジタル化すればいいや、というのが前記事の写真である。

商店街を歩いてすぐの突き当たりを右へ曲がれば御嶽神社である。

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やはり残念ながら地形的には山ではない(しつこいなw)

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神社自体の由緒書きは見つからなかったが、幸いこちらに立派なサイトがある。ご興味のあるかたはこちらをご参照頂きたい。


因みにこちらのデジタルブックはなかなか内容が充実しているようだ。全部読み切れていないので、このページの内容に不足があればそのせいである。

とりあえず本殿でお参り。

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昨日、今日とものすごく暑いので、水分取りまくり、小銭じゃらじゃら、お賽銭にも困らない。

西宮からいらしたお地蔵さまだそうである。長旅である。お地蔵さんとお神輿は色んなところから流れてくるようだ。

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稲荷神社。

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一山神社。

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治兵衛さんとおっしゃる神奈川県相模原市(津久井村です)の方が埼玉県さいたま市(与野です)に婿入した後、木曽の御嶽山で修行をし、こちらへ持ち帰りその教えを広めたそうだ。今は御祭神である。

井戸。

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古くて由緒のある神社は、脇か後ろに回るとカッコイイということは、ごくごく最近学習したことである。

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周りの彫刻は大田区文化財なのだそうである。天保の製作なのでそこそこ古い。彫刻は仁義礼智などの文字に対応しているそうだ。

順番が前後するが側面(左画像が左面、右画像が右面)

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後面。

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本殿の後ろ。境内の図には「霊神碑」とある。

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左の方は渡部菊太郎さんといって、御嶽教の創始者だそうだ(pdf。重いです

菊太郎さんの後ろの緑が「霊神の杜」。まとめてパノラマにしてみよう。

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この辺り全体が山、地形的に山が無くても山、というイマジネーティブな解釈で良いのであろうか。だったら素敵だ。バーチャル山である。そこに山があるから登るのではない。まずはそこに山があることを想像することから始めるのだっ!(何熱く語ってんだよw)

大鳥神社。

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夫婦松。

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水分ばかりがぶがぶ飲んでいたのでトイレに行きたくなった(またかよ)。残念だがオシャレな東急の駅にトイレなどというお下品ザマスなものはない(笑)

だがさすがにそこは東急さんである。トイレがないことに自責の念があるのだろう。駅に設置された地図にぽつぽつと「・WC」の表示がある。

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踏切を渡る。

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右画像は先程駅のホームから撮ったものだが、この両画像の線路上の四角いのは立派な送電鉄塔である。電車の架線柱が巨大化したものではない。
右画像ホームの脇に立っているのは千鳥線No.12、千鳥線は、千鳥町駅の踏切のすぐ近くにある変電所から洗足池のこれはまた駅のすぐ近くの変電所まで通じているらしい。

かにくぼ公園(※)というのを目指したのだが、どこまで行っても公園がない。どうも地図の表記と自分の距離間隔が合っていないようだ。ってか今更ながら東京の区画整理、区画長げーよ!。
※東調布公園を通過して呑川に注ぐ水路跡(暗渠)の途中にある微傾斜のある公園のようです。こちらから向かえば少しは山気分が味わえたかも(笑)

無難なもっとも近そうな新幹線渡ってすぐの公園を目指す。
あ、成田エクスプレスだ。(新幹線の隣に横須賀線も走っています)

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お子様たちが遊んでいて、写真取ると思いっきり怪しい程度の公園なので画像はない。

駅前では、さっきからどこぞの政権与党の候補者らしき人物の他党に対する不毛な批判演説と、その運動員がうろうろして実に鬱陶しい。告示日は明日なんだが大丈夫なのか?
あんまりうざったいので再び混雑なうな電車に乗って移動することにした。

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第3章(上)につづく

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池上線フリー乗車デー 第1章 池上 [大田区ネタ]

そんなわけで(前記事)、 「池上線フリー乗車デー(関連pdf)」とやらに行ってきた。

なめこさんは量子論的存在なので(早速わけのわからんことを)どこから乗ってもよいのだが、とりあえず無難な(何が?)池上から乗ることにする。
何だか巷のツイートとか見てみると、めっちゃ混んでいるなうらしい。部活だろうか、前を歩く制服の少年が駅に向かうが、普段よりも混んでいる電車はさぞ迷惑だろう。普通に仕事のある方もいらっしゃるだろう。多摩川線だの大井町線だの都営浅草線だの、ある程度代替が効く路線だからまだ良いのかな。
これがあの東横線だったら、おしゃれな沿線住民が激怒するだろう。目黒線が並走している区間はまだしも、菊名や白楽(あんたその2駅に何か因縁があるのか?)あたりでは逃げ場はない(いや菊名は逃げれるぞw)
いや東横線はまだいい。あの高級な田園都市線でやられた日には、、、、いや、これはぜひやってほしい(は?)。高級な沿線住民なんか知ったことかおいおいおいおい)。次回の109では是非お願いしたい。田園都市線乗り放題、実にわくわくする。ひゃっほー。(田園都市線好きなのか?)

話が逸れた。池上である。

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おおおっ!、これがいつも人っこ一人いない池上駅前の交差点かっ!(いやいつもそこそこに人出てますって)
これは一路、池上本門寺方面に向かう善男善女の方々である。休日のこの時間(お昼過ぎですが)に池上駅に出て来ることはあまりないのでよくわからないが、そういうシーズン(どういうシーズンだよ)を除けば、やはりこれは普段よりは人が出ている方ではないだろうか。

池上駅。ぼやっとしているのは幽霊ではなく、人間にぼかしを入れたものである。池上駅前は心霊スポットではない。

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今回はどこへ行っても人だらけなので、顔が判別できたり服装が特徴的な方々以外はぼかしやモザイクを入れない。池上線に乗る人に悪い人はいない、という判断である(あんたがめんどくさいだけだろ)。フリー乗車デーに参加された方はご愁傷さまである。もし、「これ俺じゃん。晒しちゃいやん♡」という方がいらっしゃったらご一報願いたい。なんたらStreetViewよりは迅速に対応するつもりである。

何?うだうだ言ってないでとっとと電車乗れ?わかったわかった。
それにはまず「フリー乗車券」を貰わなければならない。各駅の改札口で配布ということなので、さんざん並んだあげく、「へへーっ。フリー乗車券を拝領いたしたく。。。」などと面倒なことをしなければならないかと思っていたのだが、何のことはない、駅前で女性の方が通行する人に「どうぞ〜♡」と配っていた。それをありがたく頂き、ついでにパンフ(このpdfです)も頂いて、改札も「どうぞどうぞ」みたいな感じで開けっ放しで、

って、きっぷいらないじゃん(笑)。

まあどこぞで乗り換えて、「おしゃれ」や「高級」などに乗り越したときに必要なのだろう。

というわけでこれが苦労して(してないだろ)ゲットした乗車券である。

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構内踏切を渡る。行き先がかすれているが五反田行きである。

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ちょうど出るところでこれには乗れなかった。

次がなかなか来ない。増発しているとのことであるが、それ見たことか。車両が足りないのだろう(そんなことはないと思いますw)。混んでる場合、間隔が開けば開くほど次は激混みである、というのが日本の首都圏の通学通勤を経験したものの生活の知恵だ(どこが知恵だ)

7分ぐらいで来た。増発してもこれではいつもと変わらないではないか。いや、むしろいつもはこんなに待たないぞ。

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案の定混んでいる。だがいつぞやの京急さんみたいに掴まるところも無いほどには混んでいない。朝のラッシュで鉄道会社がちょっとは企業努力したぐらいのラッシュだろうか(よくわからない基準だな)。車両にもよるのかもしれないが、少なくとも私が乗ったのは我慢し難いほどの混雑ではない。これなら2駅3駅は大丈夫だろう。

そんなわけで私は池上から、以前より行ってみたかった謎のスポットへ向かうのだった。

第2章へつづく

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蒲田散策 [大田区ネタ]

用事があったので、蒲田の区役所まで出かけた。

せっかく蒲田まで出てきたので、途中の商店街でお昼を食べ、京急蒲田から梅屋敷まで京急さんに乗ることにした。
蒲田から梅屋敷の営業キロは0.8km(pdf)、なめこさんどんだけ足弱だよ、とお思いの方もいらっしゃるだろう。あの梅屋敷駅である。駅から商店街を出た東邦医大通りで横浜までの最早交通ルートをGoogleさんにお尋ねしたところ、京急蒲田まで歩け!」という指令が飛んだことがある。頑張って蒲田まで一駅歩けば梅屋敷を通過する快特に乗れるらしい(笑)
梅屋敷もなめられたものだが、今日ここで下車することには理由がある。快特が120km/hでびゅんびゅん飛ばしながらこの駅を通過したとき、一瞬あの「スカイツリー」が見えた気がしたのだ。地元の方、駅利用者の方ならご存知なのかも知れないが、これは確認しないわけにはいかない。

ということで役人と相性が悪いなめこさんは、区役所で血みどろの戦いを行ったのち(行ってません)、蒲田の街を京急さんの方へ歩いていくことにした。

大田区役所、さすがは「大森海苔のふるさと館」の入場者数に匹敵すると言われる人口70万を有する(そのネタもういいから)特別区の立法府、あ間違えた(わざとだろ)。後世の人にバカだと思われないように議事録から抹消しよう(もうこんな低レベルな政治家の話みんな忘れているだろう)。とにかくその、大田区という特別区の行政府である(立法の場である議場も一応一番上の方のいいところにあります)

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すぐ裏はJR蒲田の駅なので、このビルは駅からも充分観察できる。

あ、でもこっちの建物の方がかっこいいや(笑)。アロマスクエアです)

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適当に歩く。あれ?京急さんはどこだ?

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とりあえずこの正面のアーケード(あすと)に潜入してしまえばじきに京急蒲田にたどりつく。

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ここでお昼。何を食べたかはヒ・ミ・ツ♡(キモい)

つい数年前までこんなエスカレーターは無かった。工事中だった頃は記憶しているが、その前がどうなっていたかは、もはや淡雪のように儚いなめこさんの記憶には残っていない。

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また意味もなくパノラマしてみる。

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京急蒲田駅、ホームが青砥みたいに上下線で2段になっているとか、空港線が両方から分岐しているとか、そういう細かいことはいいだろう。問題はこの「ダイヤ大幅乱れ」だ。

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私は一駅乗りたいだけなんだが、これは困った事態である。

2Fに登ると普通がいた。
あ、行っちゃった(笑)

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「ダイヤ大幅乱れ」でこれを逃したのはまずい。と振り向いたらこっちにもう一人いた。

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地方のJRで、支線だとか私鉄だとかが、本線のホームの端っこにもう一つ別のホームになっていることがあるが、京急蒲田もまあそんなようなものである。
2Fには横浜方面から来て羽田へスイッチバックする4番線と、そのまままっすぐ品川へ向かう6番線の他に、横浜側にひっそりともう一つ秘密♡の5番線があるのである(別に秘密じゃないだろ)。ここの場合、どちらかと言えば支線(空港線)の方が幅を利かせていて、本線の退避線が端っこに追いやられているわけである。

普通がこの「端っこ」に停まっていて快特を待ち合わせる場合、知る人ぞ知る「蒲田ダッシュ」なる現象が起きることになる。快特が出てから普通が出るまで1分しかない。ホームは地続きだとはいえ、6番線の後ろと5番線の先頭は数十メートル離れている。つまり快特から普通に乗り換える場合、この間を1分で移動しなければならないのだ。だからみんな走る(笑)。地元のおばあさんとかも走る。結果、梅屋敷大森町平和島、etc.で降りられる方々はみんな足腰が強い(嘘)
快特の後ろの方の車両に乗っていれば楽勝だが、うっかり先頭車両とかに乗ってしまうと絶望的である。12両だったりすると216m走った後、プラス何十メートルかを1分で走らねばならないのである。ダッシュと言われる所以である。

いやだから、京急蒲田駅のトリビアな話はどうでもいいのだ。これではカテゴリーが「京急さん」になる。今回は「大田区ネタ」である。(「梅屋敷駅でスカイツリーが見える」だって十分京急ネタだろうが!)

梅屋敷に着いた。普通さん、さよなら〜。

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降りた方々、皆さん階段に向かわれる中、一人だけホーム前方に進む。そう、なめこさん思いっきり怪しい。

あれ?壁が高い。外が見えないぞ

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それもそうだ。何せここは蒲田の隣駅だ。大田区だ。壁が低かったらここから出入りして無賃乗車する輩がいっぱい出ることになるだろう。(高架なので無理です)

背伸びして撮影する。あれ?東京タワーしかいないぞ。

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角度を変える。あ、いたいた。

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多分すぐにはおわかりにならないと思うので、拡大する。(どちらもほぼ画像中央です)

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いつものようにスマホ写真だからアレだが、肉眼だと結構よく見える。

区内でも高台ならどこからでも見える東京タワーはともかく、スカイツリーも佐伯山のてっぺんや、城南島でも見えるのだから、ここから見えても不思議はないだろう。だがちょっと意外なのは、ほぼ進行方向ではあるが線路の左側に見えることだ。スカイツリーの立っている墨田区というのはもっと東にあるものだという認識があるのだが、それは先入観というものなのか。函館本線北行で海が左に見えるところがあるだの、旧中山道や東海道で富士が想像とは反対方向に見えるところがあるだのと一緒かな。

梅屋敷には、第一京浜の向こうの商店街が尽きようとするところにうちの銀行のATMがあり、そこでお金を下ろすつもりだったのだが、

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なるほど、「聖蹟蒲田梅屋敷公園」か。聖蹟桜ヶ丘みたいなもんだな(わかってんのか?)。せっかくの梅屋敷だ、いわゆる梅屋敷に行ってみよう。

第一京浜(国道15号、旧東海道)に出て、右折する。

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梅屋敷公園には何度か行ったことがあるが、梅屋敷駅で下車して行ったことはない。見た感じ結構距離がありそうだ。蒲田の方が近いんじゃね?蒲田のホームの端からは近いですが、出口からだと梅屋敷駅の方が近いみたいです)

緑がこんもりした公園が見えてきた。右画像は信号待ちで撮ったモダンなデザインの大田区総合体育館。

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ついた、ついたぞ。(駅から歩いて5分ぐらいです)

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なるほど、「聖蹟」とはさっき言った聖蹟桜ヶ丘と一緒で明治天皇のことか。

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いつかなめこさんも、訪問した場所を聖蹟塚山公園とか聖蹟鷹取山とか呼ばせる身分になってみたいものだ(ぜってーねー!)

さすがは大田区、住人や訪問者への配慮が行き届いているのである(は?)

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梅屋敷だけに、本来は梅の季節に訪れるべきだが、残念ながら今は食欲の秋である。まあとりあえず奥へ行ってみよう。

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因みに向こうに見える青と水色のラインは京急の高架である。

空池。水を張っていない池のある公園はよくあるが、こういうのはここぞというときに水を張るのだろうか。(ここぞって何?)

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あ、都営地下鉄だ。

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京急の高架の工事のときは、公園の敷地の一部が資材置き場などに使用されていたそうだ。

さすがは大田区。。。orz

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梅屋敷にゃん。

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句碑が並ぶ。看板にもあるように、いくつかは戦前ではなく戦後に散逸したようだ。

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ん?あれは何か動物でも飼うような建物か?

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違った。相撲場。お相撲さんは人類で動物には違いないが飼うものではない。
土俵がある。

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実際にお相撲大会とかやってるのかな。梅の名所とマッチしているんだかなんだかよくわからない。

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空池だが、橋があるとつい渡ってしまう体質。

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里程標。

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蒲田よりの出口。


さすがは大田区、(それはもういい)

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この公園は、聖蹟と言われる所以となった明治天皇が何度か行幸している間は良かったのだが、Wikipediaによれば、第一京浜の路面を走っていた京浜電気鉄道(いわゆる今の京急さん)が公園を挟んで反対側に移動してから一時期荒廃が進んだそうだ。だがそこは「聖蹟」である。有志の方々によって、上の画像の銘にあるように昭和14年(1939年)に公園として復活したそうだ。
だがその後。「聖蹟」の神通力がなくなった戦後、公園は京急さんと第一京浜に侵食される運命にあり、前述の通り京急高架工事のときには資材置き場(ヤード)とされ、今後は第一京浜拡幅のためさらに園地が削られるそうだ。「聖蹟」だの何だのに何の思い入れもないが、それでも何だか明治天皇が可哀想に思える。

そんな冷酷な京急さん。でもこれは北総・公団線かな?

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梅屋敷駅に戻る。見た目ちょっとかわいい。

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第一京浜を渡り、ATMでお金をおろす。
その後のなめこさんの行方は知れない。。。

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池上線 [大田区ネタ]

記事が溜まりまくって、情報が古くなってしまったが、、、


こちらの別記事によれば、池上線は、東横線や田園都市線(田都とか略すなよ気持ち悪い)と較べて認知度が低いとのことである。そうなのかな?

一昔前まで「隔駅停車」と言われる全駅の1/2の確率で停まる「急行」をちんたら走らせていた(今でも走ってます)東横のどこが「おしゃれ」だとか、「おしゃれ」なのは渋谷と代官山あとはなんたらみらいだけだろう菊名や白楽のどこが「おしゃれ」だとか(あんた東横沿線に恨みでもあんのか(笑))、渋谷までほぼ直線に行ってるくせに新川崎だの大崎だのうねうねカーブしまくっている湘南新宿ラインに負けてたとか(東横の話はもういい)、あの日本一混雑する家畜路線田園都市線のどこが「高級」だとか色々突っ込みどころはあるが、名前すら上がっていない「多摩川線」や「大井町線」よりはマシと思うべきだろうか。。。(もう一個何かあった気がするが。。。)

池上線、何が地味かと言えば、ますは始発駅と終着駅だろう。

五反田<ー>蒲田

である。多摩川線と一緒の蒲田はともかくも、この五反田始発というのが良くない。(五反田の人怒るぞ)

一方、東横、田園都市線といえば、

渋谷<ー>元町・中華街(みなとみらい線を含んでいます)

渋谷<ー>中央林間

である。どんだけ渋谷、ターミナルなんだよっ!(例によって突っ込みの方向性がよくわからないのだが)
いや待て、中央林間は勝てそうな気がするな。小田急だし、大和市だし。(何その基準w)
そもそも田園都市線は元々大井町始発だったはずだ。渋谷に行くのは246の車を蹴散らしながら走る別の恐ろしい何か(笑)だったはずだぞ。行き先も佐藤春夫だか誰だかに思いっきり田舎扱いされていた溝の口だとか長津田だとかだったはずだ。よし、勝った(何の勝ち負けだ)

多摩川線?それは別に良い。同じ蒲田始発の同志だ(大田区民目線です)。行き先も「多摩川駅」という、いかにも捏造したような駅名だ(「多摩川園駅」が「多摩川園」そのものが無くなってしまったので後日改称しました)。これも勝てそうである(だから何の勝ち負けだよ。同志じゃなかったのかよ)
だがこちらの行き先は五反田だ、うーむ。。。
いやいやいやいや、五反田は腐っても山手線の駅だ。京急さん乗り入れ仲間の浅草線も通っている。勝ったなガハハ。(あんたさっき五反田Disってただろうが)
何?多摩川線は昔、「目蒲線」と言って目黒まで行っていただと?
。。。山手線の話はやめよう。(誰だかの歌のネタみたいな展開だな)

やはり路線は始発駅終着駅ではない、途中駅で勝負すべきなのだ(え゛っ?)
だってあの赤い弾丸京急さんだって、終着駅は地味である。小島新田だぞ、浦賀だぞ、逗子だぞ、三崎口だぞ!(何か意図的に一つはずしてないかw?それに逗子や浦賀はそこそこに栄えてるぞ)
しかも本線の始発は品川ではない。忠臣蔵ファンしか知らない泉岳寺(いやもっと知名度あると思うけど)
なので京急のキモは途中駅だっ!例えばえっと、、、えっと、、、文庫? 八景(随分小さく出たなw)
まあともかく京急川崎横浜横須賀と神奈川県の3大都市を通過しているのだっ!(今は相模原が3位です)
京急をDisるものは京急に泣く。(誰もDisってませんが何か)
京急さんすごい。京急さん素敵。運転席ドンドンドン!どこの幼女だ?

何の話だっけ?は?)

あ、そうそう、池上線は途中駅で勝負すべきなのだっ!の話だった。
まずは池上駅である。あの女囚さそりの脱走犯が神演技だった(また古い映画を。。。「第41雑居房」です)朝ドラの富ちゃんの、昔の彼氏の葬式をやった池上本門寺の下車駅である。赤坂からどこをどう通ってきたかはわからないが、池上線に乗ったのだ(このネタ既に古いぞ。ってかドラマ今日で終わりだし)
池上は日蓮が亡くなった場所だが(池上さんという方のお宅でなくなりました)、その先洗足池駅の目の前にある(間に中原街道が通っています)洗足池には、その日蓮が何だかをしただとか、勝海舟だか西郷だかが何だかしたとかの史跡が残っている(何だかってなんだよ)。勝だか西郷だかどっちだかの墓もあったな(雑な説明だなっ!)。そういえばこの幕末の連中の史跡は本門寺にもある。どうせ二人でひそひそ江戸に火をつける相談でもしたのだろう。(全面的に違います!)
旗の台駅に至っては、源氏だぞ、旗とは源氏の白旗。別に降参したわけではない。千葉の誰だかの反乱を平定しに源の誰だかが(また説明が雑になってきた)白旗、降参したわけではないが(それはわかったよ)を立ててえいえいおーした場所なんだそうだ。台というのは地形的には目黒台になるのかな?平らな土地だから、近所からよく見えるし音も通るで地元民から「源氏すげー」ということになったのだろう。

他にも「C++」を「業務で使用したことがない」というくだらない理由で落としやがった会社の最寄り駅だとか、チーズ牛丼が美味しかったすき家の最寄り駅だとか、BGMでかかっていたDoorsのLight My FireのLPバージョン(7分以上あります)が終わるまでアーケードを抜け出せなかった長〜い商店街のある駅だとか、個人的には色々あるのだが(←個人的杉だろ)、やはり極めつけは西島三重子の「池上線」だろう(歌詞)。名曲である。「古い電車」だとか「すきま風に震えて」だとかの歌詞に、東急さんが青筋を立てたので有名な歌でもある。JASRACがうるさいのでアップできないが、うちには初音さんに歌ってもらったバージョンもある。
「すきま風」が吹いてたかどうかは知らないが、基本お下がりっぽい電車がいっぱい走っているのは確かである(最近はグリーン系統の新品のかっこいい電車も走っています)京急で言えば大師線(あ、大師線Disった(笑))、昔あった文庫行きの逗子線みたいなものか(2ドアの旧600系(4両編成?)とか走ってました)

ん?なんだかんだ行ってあんたが一番池上線をDisってると?

いや、そんなことはない。池上線すごいここがすごいぞ池上線(わざとらしいな)
池上線最高!運転席ドンドンドン(やめんかっ!)

まあ都合がつくようならば、参加してみよう。今まで降りてみたことのない駅もいくつかある。この機会に行ってみることにしよう。(実現したらレポートするそうです(笑))

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続・花火の祭典 [大田区ネタ]

銀行でお金をおろして、買い物して帰ってきたら、DVDレコーダーが録画中になっている。

もしかして私のいない間にこっそり「花火の祭典」やってんじゃないかと(やってねーよ)、テレビを付けてみたら、どこだかわからない場所の空撮をバックに、

大田区平和都市宣言記念事業
「花火の祭典」は
荒天のため中止になりました

というテロップが被っている画面が延々と流れている。

え?何もやらないの?(笑

あのETVだって、高校野球中止で香川照之が虫コスプレして田んぼにもぐったりするような変な番組やってるぞ(何それw。)
何かコンテンツないのか。泉秀樹とかミストリーとか一人になってしまった紗英子さんとか(なんか詳しいなw)。三ツ木清隆でもいいぞ(それ多分今やってない)

そもそも「荒天」とは何だ。直虎に出てるひょろんとしたお坊さんか?(それは昊天)
荒天というものはもっと、吹けよ風、呼べよ嵐みたいな、プロレスラーが暴れまわるような天気のことを言うのだと思っていたのだが、この程度の天気で花火やれると思っていた私が甘かったようである。


(。。。なめこさん、テレビの方を観に行ってます)


画面が「空から紀行」に変わっていた。東京タワーの周りをぐるぐるまわっている(笑

(何の締めもオチもないまま 完)


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