鎌倉散策!? [かまくら]
仕事(笑)で鎌倉まで行ってきた。
ここから眺める若宮大路の直線が良いのだと男性が連れの女性にドヤ顔で語っていた。なので私もドヤ顔で撮ってみる。
仕事(笑)と言っても、自宅警備的な開発の仕事の宣材用の取材なので(意味不明)、経費は自腹である。なので例によって交通費削減のため京急さんで行くことにした。
鎌倉へ行くのに京急で、しかも八景で降りるのは私ぐらいなものであろう。環状4号(六浦道)から朝比奈切通を抜けて鎌倉に入ろうという寸法である。
仕事(笑)とは別に鎌倉で行きたいところが2カ所あるのだが、とりあえずそれは置いておいておく。仕事(笑)とは、スマートフォンのGPS付き画像データを収集すること、ビジュアルも必要なのでその収集データのコンセプトとしては「鎌倉散策」とする。つまるところ、鎌倉の名所を巡り、いわゆる定番スポットや途中で目についたものを撮影している人をモデルとして撮影のデータを取るというものである。まあ仕事にかこつけた鎌倉観光でもあることも確かだが。
早速こんなものを撮ってみる。
、、、いや、ここまだ鎌倉じゃないし。
だがここは武相国境だから良いだろう。
いやそもそも現代人は鎌倉へ武蔵国金沢から歩かないし。。。
まあいざとなれば消去すればよいだろう。(鼻欠地蔵さんカワイソス。。。)
だがここまで歩いてきて問題が生じた。
暑いのである。暑いのだ。
実に無謀であった。夏の日差しをなめていた。夏の炎天下の舗装道路(環状4号線)を延々と歩くことがどれほど無謀であるか、1年で忘れていた。(えっ?)
私はこの時点で今回の企画を早くも後悔していた。
それでも朝比奈の山に入れば涼しい。
街中に出てそのまま六浦道(県道204号)を歩く。
入手したいもの(観音様巡りの道路地図です)があるので杉本寺による。
登り階段がきつい。(注:この階段は登れません)
暑さにへばっているとむしろ疲労でへばっていることに気づかなくなっていたりする。この時点で相当疲労がたまっていたはずだ。かくも六浦道は長い。
浄妙寺も鎌倉宮もスルー。川の向こうもスルー。釈迦堂もスルー(SUPER BELL"Zの京急のやつみたいだ)。この体力では無理だー。
八幡宮にたどりついた(疲)。
すくすくと育っている銀杏。公暁さんが身を潜められるまであと何年ぐらいかかるのだろうか。
ここから眺める若宮大路の直線が良いのだと男性が連れの女性にドヤ顔で語っていた。なので私もドヤ顔で撮ってみる。
長谷までの近道がわからないのだが、さすがに山を登るわけにはいかないので、そのまま線路に沿って歩く。
近道っぽい裏道に入ったらひょんなところにこれを見つけた。場所がよくわからなかったが一度見てみたいと思っていた古我邸である。
近道っぽい裏道に入ったらひょんなところにこれを見つけた。場所がよくわからなかったが一度見てみたいと思っていた古我邸である。
外国の女性(東南アジアかインド方面の方だろうか?人種の区別は私にはわからない)に"Big Buddha"の場所を聞かれた。「こっちの方向だと思います」と答える。「あたり」だとか「方向だと思います」だとか実に曖昧きわまりない。これだから尾根サーチャー(笑)は困るのである。目標をベクトルでしか判断できない。道案内には役に立たない。街中で道を聞かれても、方向はわかるのだが道筋を説明できない。
しかもこの場合、"Big Buddha"はまさに自分が向かっているところである。「こっちの方向だと思います」はないだろう(笑)。
高徳院へ行くには大谷戸の通りから県道に出て、戻る方に曲がる。外国人女性は無事目的地("Big Buddha")に向かえたようだが、私は決まりが悪いのと、拝観料払って入場するのが億劫になっているのと、暑いしもーめんどくさいのとで、そのまま最終目的地に向かうことにした。もはや全然仕事(笑)になっていない。
最終目的地とは「御霊神社」である。例の鎌倉権五郎さんの祭られている神社である。
以前身内が亡くなったとき、とくに何と言う理由もないのだが、鎌倉のお寺を何週かかけていくつか回ったことがある。だからその時点で鎌倉の著名なお寺はほぼクリアしている。だがそのときはさすがに忌の観念のある神社は遠慮した。鳥居もくぐらないようにした。このルール、八幡宮も入れないし、若宮大路を横断するのもなかなか難しいので、鎌倉を行き来するのにはなかなか不便である。
当然御霊神社にも行っていない。子供が遠足で行くような場所でもないので、私は御霊神社にはまだ一度も参拝したことがないのである。だがこのブログでは何度か権五郎さんをネタにさせていただいているので、一度お参りに行こうと思っていた。
長谷寺の方に抜け道があると思っていたのだが、どうやら道が違うようだ。せっかくなので門の写真だけ撮る。
長谷寺の入り口のもう少し先を右に曲がる。何度か角を曲がるが御霊神社の参道である。
御霊神社に着いたようである。
勇猛な権五郎さんにしてはこじんまりとしてかわいい神社である。(まあでも逆に豪勢なのも変か。。。)
弓立の松と、夫婦銀杏。
「弓立の松」とは説明書きによると、開発領主としての鎌倉権五郎さんが領地を見回る際、弓を立てかけたものなのだそうだ。まあ今で言えば傘立てみていなものだろうか。重そうだ。って、え?これ見回りで携帯したの?お付の家来も大変である。
袂石、手玉石、それとずらりと並んだ庚申塔。
袂石(十六貫=60kg)と手玉石(二十八貫=105kg)は、権五郎さんが手玉に取り、袂(たもと)に入れていた石だそうである。さすがは権五郎さん、力持ちである。弓立ても自分で運んだに違いない。
他に、ミニ神社(子神社?)がいっぱいあり、立派な御神輿などもあったが、写真写りが悪いので載せない。
正面の鳥居の前は江の電である。
日傘をさした女性が写り込んでいるが風情がいいのでそのままにした。(まあ個人特定はできないだろう)
踏切を渡って振り返ると正面に鳥居がある(そりゃそうだ)。
ということで、念願の(?)御霊神社には行けたのだが、肝心の鎌倉散策撮影データの方は、鼻欠地蔵と朝比奈切通と杉本寺と八幡宮と長谷寺の門だけと御霊神社という、マニアックなのか変な人なのかよくわからないものになってしまった。
ということで取材(データ取得)は基本的にボツ!
交通費、経費で通るかな?
全身が疲労の固まりなので、長谷駅から江の電に乗ることにした。
鎌倉方面は混んでいるようなので、江の島周りで小田急で帰ることにした。
経費で通るかな?(笑)
撮影データは後日、家から程近い勝と西郷で有名な池をぐるんと回って収集した。
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