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観音崎尾根 第1回 池上〜坂本町 その2 坂本町2丁目の山道 [三浦支尾根プロジェクト]


前記事において、少なくとも1989年(明治22年)以降は逸見が丘第2公園から先は旧横須賀町バリバリのヨコスカであると申し上げた。そう、いよいよあの恐ろしい横須賀迷宮の始まりである。(また迷宮かよ)
ただし今記事はまだその序章にすぎない。山道を降りてから先、第2回め以降、おおおっ、何と恐ろしい(とっとと始めろよ!)

今我々は、横須賀市坂本町2丁目、坂本コミュニティセンターの前にいる。(

Sakamoto1.png
地理院地図を加工)

このセンターの前の道をそのまま進むと、別の支尾根をたどった後、坂本交番から池上十字路へ下る道へ出てしまう。尾根線はその北側に秘密に隠された(笑)山道へつながっているのだ。

今の問題は、その山道へどうやってアクセスするかである。
「こんとんじょのいこ」と、えなりかずき風におっしゃる方もいらっしゃるだろう。(は?)
だがことはそう簡単ではないのである。

Maxにズームした地理院地図では、以下のの3つの経路が考えられる。

Sakamoto2.png
地理院地図を加工)

順番に試みてみよう。

まずはだが、見た感じ明らかにダメだと思ったのだろう、画像がない。だが例によって無敵のGoogleさんは何とこの長方形の路地にしっかりうにうに入っている(GoogleStreetView)。この左側の共同住宅と、右のコンクリートの崖の間が地図で道が細くなっている入口である。ここに入っていけと・・・? なめこさんの体幅では無理だ。。。(笑)
いや無理ではないかもしれないが、どう見てもこれ、無関係な人間が入っていけそうな空間ではない。見咎められて「うに°うに°ぷにぷにの尾根探索中です♪」とか言っても通用しないだろう。(別に他のどこへ行っても通用しない気がするが。。。?)
よってこの経路はダメ、ボツである。(あながちダメでもないのですが、それは後ほど)

次のだが、まずはその前に、180度振り返ったところにある駐車場からの南西方向の眺望をご覧いただきたい。(2016.9.25の画像)

IMG_6736.JPG

大楠山レーダー雨量観測所画像)が見つかればおわかりになるだろうが、その左の山が大楠山である。その右の山は葉山国際カンツリーの203mのピークだろう。さらに右、太い電線と一緒に手前に被さっている山々は「権現山山脈」である。

IMG_6736_.JPG

さての経路だが、もう一度振り返って、この坂を登る。(これは前記事の時点で撮影しておいた2016.9.25の画像)

IMG_6560.JPG

この経路が尾根線に一番近く、坂の上はいかにも尾根尾根しい
だが残念なことに、地図上で坂の上辺りから細い道路になっている部分は、柵で覆われた一般のお宅の敷地になっている。なめこさんのぷに体では柵を越えるのは無理である。仮に越えられたとしても、見咎められて「うに°うに°ぷにぷにの尾根探索中です♪」とか言っても(いや普通にだめでしょ!)
人様のお宅の門口を丸々撮影しても失礼極まりないので、この先の画像はない。

最後に。先程の眺望と坂の間の先を少し下って、左へ入る。

IMG_6561.JPG

ここは実際に入ってみて、山道の入口にも到達しえた。
だがこの経路は推奨しない。こちらもまた人様のお宅の縁側、お庭の様なところを通るからである。柵はないし、地形図にも載っている道なので通行可能なのかもしれないが、住民の方々と鉢合わせしたらバツが悪い。「うに°うに°ぷにぷにの尾根探索中です♪」などと言おうものなら、「キモい」とか言われて水をかけられるか塩をまかれるかもしれない。

何にせよ私は通ってしまったのだが、おかげで結果としては今までのコース以外の第のコースを見つけることができた。の経路を突破した後、山道には入らず一旦センター側に戻ってみたのだが、なんとセンターの敷地にひょっくりと出られるではないか。つまり逆に言うとセンターの敷地内経由でのルートを経由し例の山道に到達し得るのである。
図にするとこんな感じか。

Sakamoto2-2.png
地理院地図を加工)

尾根の斜面を迂回することになるので、尾根探索を極めたい方であれば、一旦上記の眺望点まで行って大楠山を拝んでからセンターに引き返しても良いだろう。

それでは坂本コミュニティセンターから山道へ進んでみよう。

前記事でも掲げたセンター入口のここから入り、

IMG_6744.JPG

 「へっへっへ、どうもどうも」という感じでセンターの建物の前を通過する。

IMG_6746.JPG IMG_6743.JPG

入って正面方向、西側に柵の出口がある。
そして、ここが迷宮の入口である。(は?)

IMG_6747.JPG

センター方向を振り返って見てみる。

IMG_6748.JPG

もうあなたは現実世界に戻れない。(さっきここからセンターに戻ったじゃん)

ここから先は道幅の狭い路地である。以前もどこかで申し上げたかもしれないが、こういうところの探索は、くれぐれも大人数でわいわい大騒ぎしながらすることは遠慮していただきたい。それが迷宮を歩むものの掟、礼儀である。(迷宮だとか言ってる時点で失礼極まりないような気がするが)

坂を下ると、道が右に分岐している。ここは右へ進む。

IMG_6751.JPG IMG_6752.JPG

直進してはならない。恐ろしいことが(一般のお宅で行止り、もしくは坂本隧道まで下ってしまいます。そちら方向に関しては次記事で)
この分岐は一瞬わかりにくいので要注意である。(なめこさんはセンターに入ってから戻ってきたとき、一度見逃しました

段を下って丁字路、右方向は先程ののルートである。

IMG_6753.JPG IMG_6754.JPG

そちらへ行ってはならな(やかましいわ!)

左が山道である。こちらへ進む。
IMG_6755.JPG


道が2つに分かれているが、ここは右だろう。(左には後ほど行きます)

IMG_6756.JPG IMG_6757.JPG

いい感じの道が続くのだが、実はこの辺りから先の記憶が若干曖昧で。GPSによればそのまま道を直進しているはずなのだが、道の様子が変化している。

IMG_6758.JPG IMG_6759.JPG

この農地の辺りにある分岐を見逃して、ここから先は尾根線を外れた様なのだが、まだこのときは気づいていない。

IMG_6760.JPG IMG_6764.JPG

道は再び良くなる。右側に住宅街が透けて見下ろせる。

IMG_6765.JPG IMG_6766.JPG

そして悲劇的な結末(笑)が訪れる。

IMG_6767.JPG IMG_6768.JPG

倒木っぽいので道が塞がれ、この先に進むことができない。

これは通せんぼ?通行止め?
のような意志を感じるが、いつぞやの有刺鉄線とは異なり、わかりにくい。
そもそもどちらがどちらを封鎖しているのか?
あちら側には住宅が見える。カタギの世界である。(笑)
向こうからこっちに入ってはいけないのか?こっちから向こうへ入ってはいけないのか?それがさっぱりわからない。

なめこさんは果敢にもこの障害を乗り越えようとした。(笑)
だが無理。なめこさんのぷに足では完無理である。
仮に太い幹は越えられたとしても、その向こうの枝のトゲトゲは乗り越えられそうもない。

熟考した後。。。。撤退っ!(わ)
迷宮方向へ戻る。(迷宮ゆーな)

念のため、山道入ってすぐの分岐左にもへ入ってみた。

IMG_6770.JPG IMG_6772.JPG

農地の跡だろうか、広い場所に出てその先には行けそうもない。
これは一旦コミュニティセンターへ戻るしかないな。

よって山道の話は終わりっ。(はいはい)

Sakamoto3-1.png
地理院地図を加工)

さてどうしよう?(どうしようとか言われても)

まずは、先程の通せんぼ×印)の反対側に回れないだろうか?
山道は、この少し先の鳥居のマーク(大六天神社です)につながっているらしい。そちらへ回り込むには、尾根の南北の谷のいずれかに下らなければならない。現在位置コミュニティセンター裏手)的には北回りが妥当だろう。そして地図を見るかぎり、北側には尾根に取り付けないまでも、ちょっと上まで上り付ける道があるようである。これは興味深い。南側は前記事で回ったことだし、今日は北側へ回ってみよう。

本記事は一旦ここまでとする。


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