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続・三角点の探し方!? [国土地理院、地図一般]


以前の記事、第7回 塚山公園〜山中町(付:本町山中尾根、葉山古道) その4 十三峠(下)三角点の探し方で、Googleの座標検索で最大3m程度の誤差が生じる可能性についてうっかり記述したが、それは誤りである。
内部的な検索時の丸めや、測地系のことはわからないが、少なくともこちらで指定する座標(緯度経度)の数値はGoogleMap側はかなり精確に受け取っているようなことがわかった。(修正で記事がぐだぐだになっているので、後でまとめ直すかもしれません)

検索窓で例えば、

35°15′00.2454″N 139°37′41.0750″E

を入力したとする。すると以下のURLの情報が表示される。


入力された位置をマークした地図である。
私は当初、URL文字列のうち、以下のグリーンの部分がマークの位置座標だと思っていた。(%C2, %B0、%22はそれぞれ、度、分、秒の記号を表している)

https://www.google.co.jp/maps/place/
35%C2%B015'00.2%22N+139%C2%B037'41.1%22E/
@35.2500682,139.6275292,224m/
data=!3m2!1e3!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.2500682!4d139.6280764

地図をスクロールすると、この部分は固定で、それ以下の文字列がじゅるじゅるじゅるっと変化するからである。
実際、適当にスクロールしてみると、こうなる。


本当に丸められているのか?ここで最初の入力座標値を、上記グリーンの記述のように秒の小数1位まで丸めた値、

35°15′00.2″N 139°37′41.1″E

を入力してみる。


あれ?最初の位置からずれてるぞ?
つまり、最初の位置は数値を精確に受け取っていて表示していたということだったのか?

動体視力の悪い私は気が付かなかったのだが、固定になっている文字列は他にもあった。以下の赤の部分である。

https://www.google.co.jp/maps/place/
35%C2%B015'00.2%22N+139%C2%B037'41.1%22E/
@35.2503105,139.6271433,226m/
data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.2500682!4d139.6280764  

この赤の数値は、検索窓に入力した座標値を度の小数に変換したものを丸めた値とほぼ同値である。

35°15′00.2454″ 35.250068166666667
139°37′41.0750″  139.628076388888889

もしかして、こっちがマークの位置だろうか?
こちらは度の小数7位で丸められているようだ。誤差を計算してみよう。

40000✕1000÷360✕0.0000001=0.078m

約8cm?。めっちゃ精度ええやん!
マークの位置はこっちだろう。どうりで当たりがいいわけだ(笑)。

真ん中の@以下の座標がおそらくスクロール位置。ここがスクロールするとじゅるじゅる変わる。これに惑わされた。

じゃあ最初のは何?



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