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直虎 [くだらないこと]

直虎」の何回か前に、非常に含蓄のあるいいセリフがあったので今書いておく。
見返したわけではないので正確ではないが、だいたいそんなことを言っていたみたいなところでご承知おきいただきたい。また、これはドラマ内容に関する評価の話なので、史実がどうこういうようなくだらないことは置いておいていただきたい。

まずは、カシラだったか直虎だったかのセリフ。

「気賀に城を作るべきではなかった」

勘違いされている方もいらっしゃるだろうが、城というものは「守り」のためだけのものではない。攻撃の武器、リソースにもなりうるのである、ということをまずは頭に入れておいていただきたい。
気賀という地域は元々商業の町、守りは必要かもしれないが、積極的に近隣の地域を攻撃するような性質の町ではない。だがいわゆる大国の論理というやつで、本来必要ではなかった城を強制的に造らされてしまう。今川、徳川、加えて井伊の戦の駆け引きについては面倒だから語らないが、結果として気賀に築城された堀川城は、敵方徳川軍によって町もろとも壊滅させられてしまう。そのときのセリフである。
まあよせばいいのにミサイルぽんぽん飛ばして、るんるん♪しているどこだかの国の元首に聞かせてやりたいようなエピソードであると、例によって思考回路が一直線な可哀想な人たちはお思いだろうが、そんな単純な話ではないことはカタギの方ならどなたでもおわかりになるだろう。

2つめ、徳川が今川と和睦したときの、今川氏真のセリフ。

「戦の勝敗など蹴鞠で決めれば良いのだ」

元々戦争なんか好きじゃない蹴鞠少年だった氏真くんのセリフとして、これだけでも泣けるのだが、その後がさらにすごい。

「でもそうなると、今度は蹴鞠のうまい者を得るために争いがおきるのだろう」

氏真くん、太平記の鶴ちゃんレベルに悟っているではないか。
こちらは最初のよりも若干難易度が高いし、現在の色々な状況や事物に対する暗喩になっているわけだが、それをここで語るのは野暮なので語るまい(←実は何も考えていないとも言う(笑))

何にせよ腹が立つのは、毎回毎回「ひよっこ」が中止になり、それこそ陽水の歌詞に出てくるような何だかわからない深刻な顔をした連中がうじゃうじゃ登場する報道番組に差し替えられ、結果お昼の再放送(いや本放送だな)も予約しておかなければならなくなるという事態である(あー翌日の予約も変えないといけないんだメンドクサ)。実にもって、ミサイルが通過してから鳴ると言われる「何とかアラート」レベルに無意味である、けしからん!
何?「非国民?」「反日」だと?偏向報道ばかりしているNHKにちゃんと受信料払って、朝ドラと大河と悦ちゃんは必ず見ている私に非国民呼ばわりするとはいい度胸だ。来るなら来い。全部削除してやる(←笑)。

あまり調子こいてると(誰が?)、そのうちトヨスのときみたいな「博士と助手」シリーズネタにしてやるぞ!(←?)

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