SSブログ

台風2 [くだらないこと]

何やらまた巨大な台風の野郎がやって来たようだ。後から後からしつこく来襲してきてサービス♪サービスぅ♪しやがって、来なけりゃ来ないで10月だというのに真夏日だとか、どんだけリアル・エヴァなんだよ!エブリバディズドゥ〜イングアブラーンニュダンスナウかよ!(?

こっち来んな、と毎回なめこさんが必死に魔力で撃退しようとしているのだが(は?)無理のようだ。それはそうだろう、追いやる先には中国や朝鮮半島がある。奴らめの魔力の方が遥かに強力だからである。(ATフィールドでも展開してろ。ってか自称左翼のくせに何隣国敵視してんだよ!)

前に大阪で甚大な被害があったときのネタであるが、すぐに北海道で震災があったので、出すに出せなくなっていた記事である。あまり何かの役にたつとは思えないし、実際に被害に遭われた方々からすれば不謹慎な記事になるかもしれないが、例えば災害対策本部の会議は十数分しか参加せず、被災地(例えば大坂)を放り出しててめーたちのつまらない身内の私的な選挙のために別の地方(例えば新潟)へ行っちゃったり、Youtubeで削除されるレベルの動画に出てへらへらしているようなグラハム数級の馬鹿よりはましであろうと思うので、ここで出しておく。(ひどい言い訳だ)

そのグラハム数の馬鹿の行動の結果、「ケチって火炎瓶」から「屋根が飛んでも●●選」(伏せ字w)とまで言われたあの台風である。屋根もそうだが、風で駐車場の車が倒れるようなショッキングな映像を観て、いったいどれだけの風速があればああも簡単に車が倒れてしまう(ある意味飛ばされる)のか、ちょっと計算してみることにした。

普段から理系だの何だの豪語しているなめこさんは、当初風速は速度だから運動量か何かを計算してどうにかすれば良いと思ってどツボにはまった。(笑)
次にこれは圧力の問題であろう、そうか風だから風圧だろう、と例によって安易にWikipediaで調べようとしたら、何やらリダイレクトで「風圧力」に勝手に飛ばされて「建築基準法」がどうとか、まるで「これは法律用語だから、愚民どもはひれ伏せ」的なパワハラ説明しか書いてない。(どこがパワハラだよ(笑))
まったくこれだからWikipediaはクs(はいはい)

安易にWikipediaに頼らず普通に検索かければ、ちゃんとした説明があるではないか。(風圧コトバンク
とりあえず、一番簡単そうな一番上の「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」を採用すると、風上側の正の圧力P1風速をvとすると、

    

風下側の負の圧力P2は、

    

となる。ここでρは空気の密度、とりあえず気温20℃の場合

    

Cは抵抗係数で、物体の表面の形状や状態によって決まるそうである。

この負の圧力と抵抗係数が曲者で、ぱっと見では何だかよくわからないのだが、コトバンクの下の「日本大百科全書(ニッポニカ)」の説明を読むと、物体が平板の場合、どちらの圧力の抵抗係数も1として、両圧力を和して平板が受ける風圧として略算するらしい。前者の説明で、抵抗係数が無条件に1になっている理由もよくわからないが、とりあえずここではCを1とする。
よってそれぞれの圧力は、

    

となる。

さてここで、車長l、車幅w、車高hの直方体の車を無理やり考える。重量はmである。
この車に真横から風が当たったとすると、その力は、正の圧力側と負の圧力側を合算して

    

ざっくりと、l=4.7、h=2.0の小型車で計算すると、

    

強い風と言われる風速15m/sで計算すると、2542.5N、およそ260kg重の力がかかっていることになる。何?車の重量(1〜1.5tからすればたいしたことない?

では今度は台風21号のときの最大瞬間風速、58.1m/sを代入してみると、38144.4 ≒ 4000kg重。これはかなりヤバい。車の重量(1〜1.5t)の数倍の重力相当が横からかかってくるわけである。
摩擦係数だの、上で仮定したいいかげんな抵抗係数(全体的に流線型であればもっと小さい)だの、その他諸条件をを考慮しても、かなり危ないことはご理解頂けるであろう。

次に、横から物体を倒す力はどの様に計算したら良いのであろう?
検索したら、こんなページが見つかった(また知恵袋かよ)
倒れるときの軸(向こう側のタイヤとか)を中心にしてモーメントの釣り合いを考えれば良いのだそうだ。
リンク先の場合、水平方向は物体の上端に力をかけ、垂直方向は物体下端の中心に重力がかかるとしているが、こちらの場合、前者は物体(車体)の横面中央にかかるとしちゃって良いのかな?
そうするとモーメントはそれぞれ、垂直方向

    

水平方向

    

ここでgは重力加速度

    

である。
水平方向のモーメントが垂直方向に勝てば物体は倒れるので、

    

物体(車)のl、w、h、mが決定できれば、倒れる風速

    

となる。

例えば上記の小型乗用車であれば、

    

つまり、風速33m/s以上であれば、小型乗用車は倒れることになる。
この風速は先程リンクした風力階級によれば、当初の設定で最大とされた風力12「陸上では稀」と書かれているが、最大瞬間風速では十分にありうる数字である。

前提条件がゆるゆるの適当な計算なので、実際はこの結果以上であるかもしれないし、以下かもしれない。
結局何の役にも立たないかも知れないが、我々災害対策のアマチュアがちょっとだけ頭を働かせる何かのきっかけにでもなれば幸いである。

因みに次は、「どれだけ風速があればタンカーが橋桁に衝突し破壊するか」を計算しようかと思ったが、前提条件があまりにも難しそうなのでやめた。ぜひどなたか挑戦していただきたい。

以上数式の記述には、こちらのページが非常に役に立った。


コメント(0) 
共通テーマ:blog

教育ニ関スル勅語 [くだらないこと]

こんなもんに「普遍性」とやらをほざく文科相。(爆)


まさにツッコミどころ満載ですな(つまりは原文が)
このブログといい勝負だ。(笑)

コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。